千葉県の太陽光補助金はいくら?市町村別の金額と実際の負担額

「千葉県の太陽光補助金、結局いくらもらえるのか」。この一点だけを知りたくて検索している方に向けて、まず金額から先にお答えします。
千葉県は市町村を通じて補助金を交付する仕組みのため、お住まいの自治体によって金額が変わります。私たちネクスト電気では、実際の設置費用と補助額を踏まえた実質負担額の試算を無料で承っています。まずはお住まいの市町村でいくらもらえるかを一覧で確認していきましょう。
先に要点を整理すると、次の4点がこの記事の結論です。
- 千葉県の太陽光補助金は市町村ごとに金額が異なり、県から一律の額が出るわけではありません
- 千葉市は最大4.5万円、市川市は最大22.5万円など、自治体によって差があります
- 既築住宅のみが対象、市内業者施工が必須など、見落としやすい条件もあります
- 蓄電池との同時設置が必要な自治体が多いため、単体での導入は事前確認が必要です
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千葉県の太陽光補助金はいくらか|市町村別の金額一覧
「千葉県 太陽光 補助金 いくら」を調べている方に向けて、まず金額から回答します。千葉県は市町村を通じて補助金を交付する仕組みのため、金額は自治体ごとに異なります(2026年7月31日時点)。
| 自治体 | 太陽光補助額 | 特記事項 |
|---|---|---|
| 千葉市 | 最大4.5万円(1kWあたり1万円) | 既築住宅のみ対象 |
| 佐倉市 | 1kWあたり1.5万円・上限6万円 | 令和8年6月1日受付開始 |
| 市川市 | 1kWあたり5万円・上限22.5万円 | 既築のみ、HEMSまたは蓄電池必須 |
| 船橋市 | 2万円/kW・上限9万円 | 蓄電池またはHEMS併設が必須 |
| 松戸市 | 2万円/kW・上限6万円 | 令和8年度新設、蓄電池との連系必須 |
| 柏市 | 7万円/kW・上限35万円 | 新規受付は終了(事前申請型) |
(出典:千葉市・佐倉市・市川市・船橋市・松戸市・柏市 各公式サイト、2026年7月時点の公表情報)
同じ千葉県内でも、市川市のように1kWあたり5万円の自治体があれば、千葉市のように1万円の自治体もあり、金額に大きな差があります。
お住まいの市町村がどこに該当するかで、受け取れる金額は大きく変わります。この差を知らずに「千葉県は太陽光の補助が薄い」と判断してしまうと、実は手厚い自治体に住んでいるのに申請しないまま導入してしまう、といったもったいない結果になりかねません。
千葉県の太陽光補助金が市町村ごとに違う理由
千葉県が実施する「千葉県住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」は、県が個人に直接支給する制度ではなく、市町村が実施する補助事業を県が財政支援する仕組みです。(出典:千葉県公式サイト「再生可能エネルギー・省エネルギー設備の支援情報(住宅用)」)
そのため実際の補助額や条件は、各市町村が独自に定めています。この制度の全体像や、県と市町村の関係については、関連記事「「千葉県の蓄電池補助金は県から直接は出ない」」で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
千葉県内の市町村ごとの太陽光補助金の特徴
金額だけでなく、申請方式や条件も自治体ごとに異なります。千葉市・佐倉市、市川市・船橋市、松戸市・柏市の3グループに分けて解説します。
千葉市・佐倉市|1kWあたりの単価が比較的低いグループ
千葉市は1kWあたり1万円・上限4.5万円と、今回比較した6市の中では1kWあたりの単価が最も低い自治体です。既築住宅のみが対象で、事後申請型(工事完了後に申請)を採用しています。
佐倉市は1kWあたり1.5万円・上限6万円で、令和8年6月1日から受付を開始しています。千葉市よりはやや単価が高いものの、市川市や柏市と比べると控えめな水準です。
市川市・船橋市|蓄電池やHEMSとの同時設置が条件のグループ
市川市は1kWあたり5万円・上限22.5万円と、比較した中で最も1kWあたりの単価が高い自治体です。ただし既築住宅のみが対象で、HEMSまたは蓄電池の設置、市内事業者による施工が要件に含まれます。
船橋市は2万円/kW・上限9万円で、蓄電池またはHEMSの併設が必須という点は市川市と共通しています。太陽光単体での設置を考えている方は、この2市では条件を満たせない可能性があります。
松戸市・柏市|新設と受付終了で明暗が分かれるグループ
松戸市は令和8年度に新設されたばかりの制度で、2万円/kW・上限6万円、蓄電池との連系が条件です。新設のため、今後の制度変更や増額の可能性も含めて注視する価値があります。
柏市は7万円/kW・上限35万円と6市の中で最も高い上限額ですが、2026年度の新規受付はすでに終了しています。事前申請型のため、来年度以降に検討する場合は交付決定を受けてから契約するという順序を忘れないようにしてください。
千葉県の太陽光補助金で見落としやすい条件
見落としやすいのは、既築限定、市内業者施工、蓄電池同時設置の3つの条件です。この条件を確認しないまま契約すると、想定していた補助金が受け取れないという事態になりかねません。
- 既築住宅のみが対象の自治体がある
- 市内事業者による施工が必須の自治体がある
- 蓄電池との同時設置が条件になる場合がある
①は、千葉市や市川市など、多くの自治体で既築住宅のみが補助の対象とされているという点です。新築時に太陽光を設置する場合は対象外となるケースが多いため、注意してください。
②は、市川市の太陽光発電設備については、市内事業者による施工であることが要件に含まれる場合があるという点です。市外の事業者に依頼すると補助対象外になる可能性があるため、契約前に確認が必要です。
③は、船橋市、市川市、松戸市など、太陽光の補助を受けるために蓄電池やHEMSとの同時設置を条件とする自治体が多いという点です。太陽光だけを単体で設置したい場合は、この条件がない自治体かどうかを事前に確認してください。
千葉県で太陽光補助金を使った場合の実際の支払額はいくらになるか
設置費用の相場、補助金を引いた実質負担額、回収年数の3点を順に試算します。
設置費用の相場|1kWあたりの単価
太陽光発電の設置費用は、1kWあたりおおよそ22万〜30万円が相場とされています。
5kWのシステムであれば、総額110万〜150万円程度が目安です。
補助金を引いた実質負担額の試算
千葉市在住で5kWの太陽光を設置するケースを試算します(設備費・工事費を130万円と仮定)。
| 項目 | 千葉市の場合 | 市川市の場合 |
|---|---|---|
| 設備費・工事費 | 130万円 | 130万円 |
| 補助額の計算 | 1kW×1万円×5kW=5万円 | 1kW×5万円×5kW=25万円 |
| 実際の補助額(上限適用) | 4.5万円 | 22.5万円 |
| 実質負担額 | 125.5万円 | 107.5万円 |
このように、同じ設備を導入しても、お住まいの自治体によって実質負担額に十数万円の差が生じることがあります。
この差を知らずに引っ越し先や設置タイミングを決めてしまうと、本来受け取れたはずの補助金を逃す結果になりかねません。
容量別に見る実質負担額の目安
容量によって設備費用も補助額も変わります。市川市(1kWあたり5万円・上限22.5万円)を例に、容量別の目安を整理すると次のとおりです。
| 容量 | 設備費用の目安 | 市川市の補助額 | 実質負担額の目安 |
|---|---|---|---|
| 3kW | 66万〜90万円 | 15万円 | 51万〜75万円 |
| 5kW | 110万〜150万円 | 22.5万円(上限適用) | 87.5万〜127.5万円 |
| 7kW | 154万〜210万円 | 22.5万円(上限適用) | 131.5万〜187.5万円 |
上限額が設定されている自治体では、容量を大きくしても補助額が頭打ちになる点に注意してください。5kWを超えたあたりから、補助額の伸びに対して設備費用の伸びの方が大きくなる自治体が多くなります。
電気代削減と回収年数の目安
設置費用に加えて、毎月の電気代削減効果や売電収入を踏まえて回収年数を試算します。
一般的には10年前後が目安とされますが、日照条件や電力の使用量によって変動するため、複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。
千葉県の太陽光補助金は蓄電池と組み合わせるといくら増えるか
太陽光と蓄電池を同時に導入すると、多くの自治体で両方の補助金を受け取れます。
市川市の例では、太陽光の補助金22.5万円に加え、蓄電池側の補助(自治体により金額は異なります)を組み合わせることで、総額の負担軽減効果はさらに大きくなります。蓄電池側の具体的な金額については、関連記事「「千葉県の蓄電池補助金は県から直接は出ない」」の市町村一覧をご確認ください。
千葉県で太陽光補助金を申請する流れといつまでに動くべきか
申請の流れは自治体によって、工事完了後に申請する「事後申請型」と、交付決定を受けてから契約する「事前申請型」に分かれます。
柏市のように事前申請型の自治体では、業者との契約前に申請が必要になるため、見積もりを取った段階で早めに動き出すことが重要です。事後申請型の自治体でも、多くは先着順で予算に達し次第終了するため、早めの検討が結果的に受給の可能性を高めます。
この順序を間違えて先に契約してしまうと、事前申請型の自治体では補助金自体が受けられなくなってしまいます。
千葉県で太陽光の施工業者を選ぶときに確認したいこと
金額差が大きい千葉県だからこそ、業者選びの段階で押さえておきたいポイントを整理します。
自治体ごとの制度に精通した業者かどうか
千葉県は市町村ごとに事前申請型・事後申請型が分かれ、市内事業者施工が条件になる自治体もあります。お住まいの市町村の制度を正しく理解していない業者に依頼してしまうと、着工のタイミングを誤って補助金を受け取れなくなるリスクがあります。
契約前に「この市の制度は事前申請ですか、事後申請ですか」と質問してみて、即答できるかどうかも一つの判断材料になります。
見積書に市町村名と制度名が明記されているか
千葉県内で同じ会社が複数の市町村で施工している場合、見積書に対象となる市町村名と補助金制度の正式名称が明記されているかを確認しましょう。
制度名が曖昧なまま金額だけが提示されている見積書は、実際に申請できる制度と食い違っている可能性があります。不明な点があれば、その場で業者に確認するか、市町村の窓口に直接問い合わせることをおすすめします。
千葉県の太陽光補助金に関するよくある質問
県から直接支給されるものではなく、お住まいの市町村を通じて交付されます。
多くの自治体で既築住宅のみが対象とされています。
新築での設置を検討している場合は、対象になるかどうかを事前に確認してください。
自治体によって受付期間が異なりますが、多くは先着順で予算に達し次第終了します。
早めの相談・見積もりをおすすめします。
自治体によって異なりますが、申請から交付までにはおおむね2〜3か月程度かかるのが一般的です。
自治体によって扱いが異なりますが、国の補助制度が実施されている時期であれば併用が認められるケースもあります。
ただし本記事執筆時点(2026年7月末)で、国の太陽光関連の補助制度は縮小・終了しているものが多く、実質的には市町村の補助金が中心的な選択肢になっています。併用を検討する場合は、対象となる市町村の窓口に直接確認することをおすすめします。
多くの市町村の制度は戸建て住宅を主な対象としており、集合住宅の場合は対象範囲や申請者の要件が個別に定められていることがあります。
マンションでの導入を検討している場合は、管理組合を通じてお住まいの市町村の窓口に確認する必要があります。
まとめ:千葉県の太陽光補助金はいくらかを市町村ごとに確認しよう
千葉県の太陽光補助金は、県から一律の金額が出るわけではなく、お住まいの市町村によって金額も条件も異なります。
まずは自分の自治体の補助額を確認し、既築限定や蓄電池との同時設置といった条件を踏まえたうえで、実質負担額を試算することが大切です。
ご自宅の場合にいくら補助を受けられるか、具体的な試算をご希望の方は、私たちネクスト電気にお気軽にご相談ください。
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