カテゴリー: 補助金

  • 【令和8年度】世田谷区の太陽光・蓄電池補助金はどうなった?制度変更と東京都の使い方

    補助金

    【令和8年度】世田谷区の太陽光・蓄電池補助金はどうなった?制度変更と東京都の使い方

    公開 2026.07.22最新更新 2026.07.22
    世田谷区の太陽光・蓄電池補助金

    「世田谷区で太陽光発電や蓄電池を導入したいけれど、区の補助金はまだ使えるの?」。以前は太陽光発電も補助対象だった世田谷区ですが、実は令和8年度から制度が大きく変わりました。

    結論、世田谷区の太陽光補助金は令和8年度から対象外になり、蓄電池は令和7年度の時点ですでに対象外です。インターネット上には令和7年度の情報が残っているため、「区で15万円もらえる」と書かれた記事を見て問い合わせをいただくことが増えています。

    ただし、区の補助がなくなったからといって負担が増えるわけではありません。東京都の制度が過去最大規模に拡充されているためです。本記事では制度変更の中身と、世田谷区民が実際に使うべき制度を解説します。ご自宅でいくら受け取れるか知りたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもご活用ください。

    区の補助がなくてもいくら使える? 無料診断で助成額を試算する → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    世田谷区で太陽光・蓄電池を検討する際は、以下の4点を押さえておきましょう。

    • 世田谷区の太陽光補助は令和8年度から対象外(蓄電池は令和7年度から対象外)
    • 令和8年度のエコ住宅補助金は断熱系4項目のみに絞り込まれた
    • 太陽光・蓄電池は東京都の制度でカバーする(蓄電池は最大120万円)
    • 東京都と世田谷区では申請のタイミングが異なる

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    世田谷区の太陽光補助金は令和8年度からなくなりました

    世田谷区の太陽光補助は令和8年度から対象外

    まず、令和7年度から令和8年度にかけて何が変わったのかを整理します。

    世田谷区エコ住宅補助金の対象工事の変化
    対象設備令和7年度令和8年度
    太陽光発電システム対象対象外
    蓄電池対象外対象外
    断熱材の設置対象対象外
    窓の断熱改修対象対象

    令和7年度まで対象だった太陽光発電システムが対象外に

    世田谷区のエコ住宅補助金は、これまで太陽光発電システムの設置を対象工事に含めていました。しかし令和8年度の対象工事一覧から太陽光発電に関する項目が削除されています。あわせて、断熱材の設置、太陽熱ソーラーシステム・温水器の設置、住宅の外壁塗装も対象外になりました。区の補助制度は断熱性能の向上に絞り込まれた形です。

    世田谷区の蓄電池補助金は令和7年度時点ですでに対象外

    蓄電池については、令和8年度を待たず令和7年度の時点ですでに世田谷区の補助対象から外れていました。「世田谷区 蓄電池補助金」で検索される方は月間90件前後いらっしゃいますが、区の財源から蓄電池への補助が出ない状態が2年続いているのが実情です。区の窓口に問い合わせても、東京都の制度を案内される形になります。

    それでも世田谷区民の負担が前年度より軽くなる理由

    区の補助が縮小した一方で、東京都の制度は令和8年度に予算規模を大きく拡大しています。令和8年度の上位事業予算は約1,012億円で、前年度の702億円から約44%増額されました。太陽光・蓄電池を導入する場合、区ではなく都の制度を軸に考えることで、結果的に前年度以上の負担軽減が見込めます。

    令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金の対象工事と補助額

    令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金の対象工事と補助額

    太陽光・蓄電池は対象外になりましたが、断熱改修を同時に検討している方のために、令和8年度の制度内容も押さえておきましょう。

    • 対象工事:窓の断熱改修/高断熱ドアの設置/高断熱浴槽の設置/屋根の高反射改修
    • 補助方式:工事箇所ごとの定額方式
    • 手続き:令和8年度から工事前の事前登録が必須
    • 申請方法:原則スマホ・PCからの電子申請

    対象は断熱系の4項目に絞り込まれた

    令和8年度の世田谷区エコ住宅補助金は、対象工事が「窓の断熱改修」「高断熱ドアの設置」「高断熱浴槽の設置」「屋根の高反射改修」の4項目に絞り込まれました。いずれも住宅の断熱性能や日射対策に関わる工事で、創エネ・蓄エネ設備は区の制度から完全に外れた形です。区としては、東京都が創エネ・蓄エネを担い、区は断熱改修を担うという役割分担に整理したと考えられます。

    令和8年度から工事前の事前登録が必須になった

    令和8年度からの重要な変更が、工事着手前の「事前登録」の必須化です。事前登録を行わずに工事を始めた場合、工事完了後の本申請ができません。前期分は令和8年4月1日から8月31日までに工事が完了する案件が対象で、受付は令和8年4月15日に開始されています。従来の運用と手順が変わっているため、過去に利用した経験がある方も改めて確認が必要です。

    補助額の上限は特設サイトの手引きで確認する

    補助額は工事費に対する定率ではなく、対象工事の箇所ごとに定額を支給する方式です。ただし上限額については情報源によって記載に幅があり、本記事執筆時点で断定できる数値がありません。正確な金額は世田谷区エコ住宅補助金の特設サイトに掲載されている申請の手引きでご確認ください。

    世田谷区で太陽光・蓄電池に使えるのは東京都の補助金

    世田谷区で太陽光・蓄電池に使えるのは東京都の補助金

    ここからが本題です。世田谷区にお住まいの方が太陽光・蓄電池で使えるのは、東京都の制度になります。

    東京都の助成額(令和8年度)
    設備助成額上限
    蓄電池10万円/kWh120万円/戸(DR実証参加で上限撤廃)
    太陽光(既存・3.75kW以下)15万円/kW45万円
    太陽光(既存・3.75kW超)12万円/kW
    陸屋根の架台(既存戸建)10万円/kW

    蓄電池は10万円/kWh・上限120万円

    東京都の家庭における蓄電池導入促進事業では、蓄電容量1kWhあたり10万円が助成されます(制度の全体像は「東京都の蓄電池補助金 総合ガイド」をご覧ください)。DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸ですが、DR実証に参加する場合はこの上限120万円という制限そのものが撤廃されます。世田谷区にお住まいの方も当然対象です。

    太陽光は既存住宅で15万円/kW・上限45万円

    家庭における太陽光発電導入促進事業では、既存住宅で3.75kW以下なら15万円/kW(上限45万円)、3.75kW超なら12万円/kWが助成されます。世田谷区は戸建て住宅が多いエリアのため、この単価が効きやすい容量帯での導入が見込めます。陸屋根の場合は架台設置経費や防水工事経費の上乗せもあります。詳細は「東京都の太陽光補助金 総合ガイド」をご確認ください。

    令和8年度の東京都の予算は約1,012億円と過去最大

    この事業の上位にあたる「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」の令和8年度予算は約1,012億円と、過去最大規模になっています。区の補助が縮小した中でも、都の制度は明確に拡充方向にあります。

    【試算】世田谷区で太陽光+蓄電池を導入した場合の補助総額

    世田谷区で太陽光+蓄電池を導入した場合の補助総額

    区の補助がなくなっても負担は増えないという点を、具体的な数字で確認します。

    世田谷区の既存戸建てで導入した場合の試算例
    設備容量計算助成額
    太陽光5kW上限適用45万円
    蓄電池9.8kWh9.8 × 10万円98万円
    合計143万円

    太陽光5kW+蓄電池9.8kWhなら約143万円

    太陽光5kW・蓄電池9.8kWhを既存住宅に導入する場合、太陽光は15万円/kW×3.75kW+12万円/kW×1.25kW=71.25万円のところ上限45万円が適用され、蓄電池は98万円です。合計143万円が東京都の制度だけで見込める計算になります。実際の交付額は対象経費や併用制度の有無で変動するため目安ですが、規模感は掴めるはずです。

    区の旧補助と比べても負担軽減効果はむしろ拡大している

    かつて世田谷区で太陽光発電が対象だった時期の補助額は、この143万円と比べると規模が大きく異なります。「区の補助がなくなった」という事実だけを見ると損をしたように感じられますが、都の助成額の大きさと予算の44%増額を踏まえると、世田谷区民にとっての実質的な負担軽減効果はむしろ拡大しているといえます。計算方法の詳細は「東京都の蓄電池補助金の計算方法」をご覧ください。

    世田谷区で補助金を取りこぼす典型パターン

    世田谷区で補助金を取りこぼす典型パターン

    世田谷区で導入する場合、東京都と区の2つの制度が並走します。それぞれ手続きの名称も内容も異なるため、混同による失敗が起きやすい点に注意が必要です。

    東京都と世田谷区の手続きの違い
    制度手続きの名称タイミング
    東京都(太陽光・蓄電池)事前申込契約締結前
    世田谷区(エコ住宅補助金)事前登録工事着手前

    東京都は「事前申込」、世田谷区は「事前登録」

    東京都の蓄電池・太陽光補助金は契約締結前の「事前申込」が必須です。一方、世田谷区のエコ住宅補助金は令和8年度から工事着手前の「事前登録」が必須になりました。名称が似ていますが、まったく別の制度・別の窓口の手続きです。両方を利用する場合は、それぞれ個別に手続きを行う必要があります。

    先に契約・着工すると両方とも対象外になる

    どちらの制度にも共通するのは「所定の手続きの前に契約や工事を進めてはいけない」という点です。施工業者と契約を交わした後で補助金の存在を知っても、原則として遡って申請はできません。営業担当者から「補助金の手続きはこちらでやります」と言われた場合も、事前申込・事前登録が完了したことを書面で確認してから契約に進んでください。都側の手続きは「クール・ネット東京の申請方法」で解説しています。

    ポータブル電源は世田谷区でも東京都でも補助対象外

    ポータブル電源は「蓄電池システム」に該当せず、東京都・世田谷区いずれの制度でも補助対象になりません。持ち運び可能な小型電源と、住宅に定置して分電盤に接続する蓄電池システムは制度上明確に区別されています。防災用品として有用ではありますが、補助金の対象と誤解しないよう注意してください。

    世田谷区で太陽光・蓄電池を導入するときの注意点

    世田谷区で太陽光・蓄電池を導入するときの注意点

    制度そのもの以外にも、令和8年度から変わった実務上のルールがあります。

    • 令和8年10月1日以降の事前申込はSII令和8年度登録機器のみが対象
    • 実績報告時に金融機関発行の証明書等が必須(現金取引は不可)
    • 問い合わせ窓口は区と都で別。制度を取り違えない

    令和8年10月1日以降はSII令和8年度登録機器のみが対象

    東京都の制度では、令和8年10月1日以降に事前申込をする場合、SIIの令和8年度登録済製品一覧に登録された機器のみが助成対象になります。ただし令和8年4月1日から6月30日までに契約締結または契約・工事が完了した事業は除かれます。検討中の機器が対象リストに含まれるか、契約前の確認が欠かせません。その他の変更点は「令和8年度の制度変更まとめ」をご覧ください。

    実績報告時に金融機関発行の証明書等が必要

    東京都の制度では、令和8年度から実績報告提出時に金融機関発行の証明書等の提出が必須になりました。現金でのやりとりは補助金の対象になりません。この変更は、不透明な取引を排除するための措置でもあります。支払い方法について契約前に業者と確認しておきましょう。

    世田谷区の窓口と東京都の窓口は別

    世田谷区のエコ住宅補助金についての問い合わせは区の担当窓口へ、東京都の蓄電池・太陽光補助金についての問い合わせはクール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)へと、窓口が分かれています。制度を混同したまま片方の窓口に問い合わせても正しい回答が得られないため、どちらの制度についての質問なのかを明確にして連絡してください。

    世田谷区の我が家はいくらもらえる? 無料診断で助成額を試算する → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし

    よくある質問

    対象工事が「窓の断熱改修」「高断熱ドアの設置」「高断熱浴槽の設置」「屋根の高反射改修」の4項目に絞り込まれ、太陽光発電システムは対象外になりました。工事前の事前登録も新たに必須になっています。

    世田谷区独自の補助金は令和8年度から対象外です。東京都の制度(既存住宅で15万円/kW・上限45万円)を活用することになります。

    出ません。令和7年度の時点ですでに世田谷区の補助対象から外れています。蓄電池は東京都の制度(10万円/kWh・上限120万円)が本命になります。

    世田谷区の制度としては対象外ですが、東京都の制度は令和8年度も継続しており、予算はむしろ約44%増額されています。「打ち切り」ではなく「実施主体が区から都に移った」と捉えると実態に近い表現です。

    まとめ:世田谷区の制度が変わった今こそ東京都の補助金を使い切る

    世田谷区の制度が変わった今こそ東京都の補助金を使い切る

    世田谷区のエコ住宅補助金は令和8年度から対象工事が断熱系4項目に絞り込まれ、太陽光発電・蓄電池はいずれも区の補助対象外になりました。

    しかし東京都の制度は予算規模約1,012億円と過去最大に拡充されており、蓄電池は最大120万円(DR実証参加時は上限撤廃)、太陽光は最大45万円の助成を受けられます。太陽光5kW+蓄電池9.8kWhなら合計143万円が目安です。

    世田谷区と東京都では手続きの名称もタイミングも異なるため、順序を間違えると助成を受けられません。ご自宅の条件でいくら受け取れるか、どの順番で進めるべきかを確認したい方は、無料診断をご活用ください。補助金の取りこぼしまで中立な立場で無料でチェックします。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 東京都の蓄電池補助金の計算方法|見積書から助成額を自分で算出する手順【令和8年度】

    蓄電池

    東京都の蓄電池補助金の計算方法|見積書から助成額を自分で算出する手順【令和8年度】

    公開 2026.07.22最新更新 2026.07.22
    東京都の蓄電池補助金の計算方法|見積書から助成額を自分で算出する手順【令和8年度】

    「業者からもらった見積書を見ても、東京都の蓄電池補助金が結局いくらになるのか自分では分からない」。提示された金額が妥当なのか判断できず、契約に踏み切れない方は少なくありません。

    東京都の蓄電池補助金は、「対象経費」と「蓄電容量から算出した額」の2つを比べて小さい方が交付されるという仕組みです。この構造を知らないまま単純に「容量×10万円」で計算すると、実際の交付額とずれることがあります。

    本記事では、公式の計算式を見積書から実際に算出できる手順に落とし込んで解説します。世帯パターン別に「結局いくらもらえるのか」の目安は「300万円もらえる?金額の真相とシミュレーション」で解説しています。お手元の見積で具体的な金額を知りたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    お手元の見積でいくらになる? 無料診断で助成額を試算する → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    東京都の蓄電池補助金の計算では、以下の4点を押さえておきましょう。

    • ①対象経費と②助成額を計算し、小さい方が交付される
    • 計算はすべて税抜。見積書が税込なら変換が必要
    • 国・区市町村の補助金は①の対象経費から差し引かれる
    • DR実証に参加すると上限120万円の制限が撤廃される

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    東京都の蓄電池補助金の計算式は「2つを比べて小さい方」

    東京都の蓄電池補助金の計算式は「2つを比べて小さい方」

    まず全体像です。家庭における蓄電池導入促進事業の助成額は、次の2つを計算して小さい方が採用されます。

    • ①対象経費=機器費+工事費+IoT機器費+IoT工事費-国や他自治体の補助金
    • ②助成額=蓄電容量×10万円+DR実証参加時の加算額
    • 交付額=①と②のうち小さい方

    ①対象経費は「補助の対象にできる経費の上限」

    1つ目の金額である対象経費は、蓄電池システムの機器費・工事費に、IoT機器費・工事費を合計し、そこから国や他の地方公共団体から別途受け取る補助金を差し引いた額です。見積金額そのものではなく「補助の対象にできる経費の上限」という位置づけになります。見積額が小さい案件では、この①が上限として働き、容量から計算した金額を満額受け取れないことがあります。

    ②助成額は蓄電容量×10万円が基本

    2つ目の金額は、蓄電容量(kWh)に10万円をかけた額に、DR実証に参加する場合の加算を足したものです。加算額は、エネルギーマネジメント機器・IoT関連機器を新たに設置する場合は1台あたり15万円、設置しない場合は1台あたり10万円です。なお蓄電池ユニットの増設の場合は、単価が6万円/kWhに変わります。

    計算はすべて税抜で行う

    見落としが最も多いのがこの点です。計算に使う金額はすべて税抜で、見積書が税込表示になっているケースが多くあります。税込100万円の見積を税抜と誤認したまま計算すると、対象経費を約9万円多く見積もることになり、判定結果が変わる可能性があります。計算を始める前に、必ず税抜金額に変換しておきましょう。

    見積書から東京都の蓄電池補助金を計算する3ステップ

    見積書から東京都の蓄電池補助金を計算する3ステップ

    実際に手元の見積書から助成額を算出する手順です。以下の3ステップで進めれば、業者の提示額が妥当かどうかを自分で検証できます。

    見積書から助成額を算出する手順
    手順やること確認する場所
    ステップ①対象経費の範囲を切り分ける見積書の内訳(税抜)
    ステップ②蓄電容量(kWh)を確認する機器の型番・カタログ
    ステップ③①と②を比較し小さい方を採用計算結果

    ステップ①見積書の税抜金額から対象経費の範囲を切り分ける

    まず、見積書に記載された金額のうち、蓄電池システムの機器費・工事費、IoT機器費・工事費に該当する部分だけを抜き出します。蓄電池システムに直接関係のない付帯工事費や、キャッシュバック相当額は対象経費に含められません。見積書が一式表記になっている場合は、内訳の提示を業者に依頼してください。内訳を出せない業者は、そもそも申請実務に不慣れな可能性があります。

    ステップ②蓄電容量(kWh)を機器の型番から確認する

    次に、見積書や機器のカタログに記載された型番から蓄電容量(kWh)を確認します。ここで注意したいのが、カタログに「初期実効容量」と「定格容量」の2つが併記されている製品があることです。助成額の算定に用いるのは制度上定められた容量表記のため、どちらの数値を使うべきか不明な場合は、施工業者またはクール・ネット東京に確認するのが確実です。

    ステップ③①と②を計算し、小さい方を助成額として採用する

    最後に、ステップ①で出した対象経費と、ステップ②の容量から計算した助成額を比較し、小さい方が実際の交付額になります。たとえば9.8kWhの蓄電池で対象経費が税抜120万円の場合、②は98万円、①は120万円となり、小さい方の98万円が交付されます。逆に対象経費が税抜80万円だった場合は、①の80万円が上限になります。

    【早見表】東京都の蓄電池補助金を蓄電容量別に計算すると

    【早見表】東京都の蓄電池補助金を蓄電容量別に計算すると

    DR実証に参加しない場合の、蓄電容量ごとの計算結果です。いずれも①の対象経費を超えない範囲で交付されます。

    蓄電容量別の助成額(DR実証不参加の場合)
    蓄電容量計算式助成額(②)
    5.0kWh5.0 × 10万円50万円
    7.0kWh7.0 × 10万円70万円
    9.8kWh9.8 × 10万円98万円
    12.0kWh12.0 × 10万円120万円(上限到達)
    16.6kWh16.6 × 10万円DR不参加なら120万円で頭打ち

    12kWhで上限120万円に到達し、それ以上は増えない

    DR実証に参加しない場合、助成額には上限120万円/戸という制限があります。単価10万円/kWhで計算すると12kWhでちょうど上限に達するため、それ以上の容量を導入しても助成額は120万円で頭打ちになります。大容量モデルを検討している場合、この上限の存在は必ず把握しておく必要があります。

    DR実証に参加すると上限120万円の制限が撤廃される

    ここが最も見落とされやすいポイントです。DR実証に参加する場合、この上限120万円という制限そのものが撤廃されます。つまりDR実証参加時は、蓄電容量が大きいほど対象経費の範囲内でより大きな助成額を受け取れる可能性があります。16.6kWhクラスの大容量蓄電池を検討している場合、DR実証への参加を前提にするかどうかで、受け取れる金額が数十万円単位で変わります。

    蓄電池ユニット増設は6万円/kWh・上限72万円で計算する

    既存の蓄電池にユニットを増設する場合は、単価が6万円/kWhになり、DR実証不参加時の上限も72万円/戸に変わります。新設と増設で単価も上限も異なるため、計算時にどちらのケースに該当するかを最初に確定させてください。増設の場合もDR実証に参加すれば、同様に上限の制限は撤廃されます。

    東京都の蓄電池補助金の計算でDR実証加算をどう扱うか

    東京都の蓄電池補助金の計算でDR実証加算をどう扱うか

    DR(デマンドレスポンス)実証は、電力需給が逼迫する時間帯に蓄電池を制御することで電力系統の安定に協力する取り組みです。参加すると加算と上限撤廃の両方のメリットがあります。

    DR実証参加時の加算額
    条件加算額
    エネマネ機器・IoT機器を新たに設置する1台あたり15万円
    上記機器を設置しない(端末レスDR等)1台あたり10万円
    IoT機器が蓄電池パッケージに含まれる10万円加算のみ

    15万円と10万円は設置機器の有無で決まる

    DR実証に参加する際の加算額は、エネルギーマネジメント機器・IoT関連機器を新たに設置するかどうかで変わります。設置する場合は1台あたり15万円、端末レスのDRサービスを利用するなど設置しない場合は1台あたり10万円です。公式ページでは「DR実証参加10万円+機器設置台数×5万円」という分解表記も併用されていますが、合計すると15万円で同じものを指しています。

    IoT機器がパッケージに含まれる場合は10万円加算のみ

    購入する蓄電池パッケージにあらかじめIoT関連機器が含まれている場合は、10万円の加算のみが適用されます。機器構成によって加算額が5万円変わるため、見積書でIoT機器がパッケージ内に含まれているのか、別途購入なのかを確認しておくと計算の精度が上がります。

    DR実証契約は交付申請兼実績報告の前に締結が必要

    加算や上限撤廃を受けるには、交付申請兼実績報告を提出する前にDR実証契約を締結しておく必要があります。工事完了後に「やはりDR実証に参加したい」と申し出ても、交付申請兼実績報告の受付後では適用されません。DR実証への参加を検討している場合は、契約前の段階で施工業者にスケジュールを確認しておきましょう。

    国・区市町村の補助金があるときの東京都の蓄電池補助金の計算

    国・区市町村の補助金があるときの東京都の蓄電池補助金の計算

    本記事で最も重要なセクションです。多くの記事が「国+都+区市町村は併用できる」と書いていますが、「併用できる」ことと「単純に足せる」ことは別の話です。

    国のDR家庭用蓄電池事業を使うと①の対象経費から差し引かれる

    前述のとおり、①の対象経費は「機器費・工事費の合計-国や他の地方公共団体からの補助金」で計算します。つまり、国の補助金(SIIが実施するDR家庭用蓄電池事業など)を受け取ると、その分だけ東京都側の対象経費が小さくなります。対象経費が小さくなれば、①が上限として働く場面が増え、結果として都の助成額が想定より少なくなる可能性があります。

    区市町村の補助金も同じく対象経費から控除される

    区市町村独自の補助金を受け取る場合も同様に、都の対象経費から差し引かれます。たとえば練馬区の太陽光補助(上限8万円)や八王子市の補助(最大13万円)を併用する場合、その金額分だけ都側の対象経費が減額されるという計算です。お住まいの自治体ごとに条件が異なるため、「練馬区」「八王子市」「大田区」など、地域別の記事もあわせてご確認ください。

    実質負担額を出すときの正しい計算順序

    正確に実質負担額を出すには、順序が重要です。まず区市町村・国の補助額を確定させ、それを差し引いた対象経費をもとに都の助成額を計算するという順番で進めてください。「区の補助+都の補助」を先に単純合算して資金計画を立てると、実際の交付額とずれて予算が不足する事態になりかねません。

    東京都の太陽光発電補助金の計算方法(セット導入の場合)

    東京都の太陽光発電補助金の計算方法(セット導入の場合)

    太陽光発電を同時に導入する場合の計算です。蓄電池と違い、太陽光は容量帯で単価が変わる点に注意が必要です。制度全体は「東京都の太陽光補助金 総合ガイド」にまとめています。

    太陽光発電の助成単価(令和8年度)
    住宅区分容量単価
    既存住宅3.75kW以下15万円/kW(上限45万円)
    既存住宅3.75kW超12万円/kW
    新築住宅3.6kW以下12万円/kW(上限36万円)
    新築住宅3.6kW超10万円/kW

    既存住宅は3.75kWを境に単価が分かれる

    既存住宅では3.75kW以下の部分は15万円/kW、3.75kWを超える部分は12万円/kWで計算します。たとえば5kWを設置する場合、3.75kW×15万円=56.25万円と、超過分1.25kW×12万円=15万円を合算して71.25万円となりますが、上限45万円が適用されます。容量を増やしても上限で頭打ちになる点は蓄電池と同じ構造です。

    陸屋根は架台・防水工事の上乗せも計算に含める

    陸屋根に設置する場合は、架台設置経費や防水工事経費の上乗せもあわせて計算します。既存の戸建て(陸屋根)なら架台10万円/kW・防水18万円/kW、集合住宅(陸屋根)なら架台20万円/kW・防水18万円/kWが上乗せされます。陸屋根物件では、この上乗せが助成総額を大きく押し上げる要素になります。

    東京都の蓄電池補助金の計算で見落とされやすい5つの条件

    東京都の蓄電池補助金の計算で見落とされやすい5つの条件

    計算式が合っていても、以下の条件を満たしていないと助成を受けられません。申請前に必ず確認してください。

    • ①キャッシュバック・商品券は対象経費から除外して申請する
    • ②令和8年10月1日以降の事前申込はSII令和8年度登録機器のみ
    • ③実績報告時に金融機関発行の証明書等が必須(現金取引は不可)
    • ④事前申込より前に契約すると計算する以前に対象外
    • ⑤都・公社の他の同種助成金との重複受給は不可

    キャッシュバックは対象経費から除外する

    施工業者との契約でキャッシュバックを予定している場合、その金額を助成対象経費から除いて申請する必要があります。商品券やポイントなどの現金同等物による還元も同様の扱いです。契約書の内訳にキャッシュバック予定額を記載して提出する必要があるため、「補助金とは別にキャッシュバックします」という営業提案には注意してください。

    令和8年10月1日以降はSII令和8年度登録機器のみ

    令和8年10月1日以降に事前申込をする場合、国のZEH化・省CO2化促進事業の補助対象機器としてSIIが令和8年度登録済製品一覧に登録した機器のみが対象になります。ただし令和8年4月1日から6月30日までに契約締結または契約・工事が完了した事業は除かれます。導入予定の機器がこのリストに含まれているか、契約前に確認しておく必要があります。

    実績報告時に金融機関発行の証明書等が必須

    「令和8年度からの制度変更」として、実績報告提出時に金融機関発行の証明書等の提出が必須になりました。つまり現金でのやりとりは補助金の対象になりません。振込記録が残る形で支払いを行う必要があるため、支払い方法についても契約前に業者と確認しておきましょう。

    事前申込より前に契約すると計算する以前に対象外

    そもそも契約前の事前申込を済ませていない場合、ここまでの計算式自体が意味をなさなくなります。東京都の制度は助成対象機器の契約締結前に事前申込を行うことが原則です。「補助金は業者が手続きしてくれるから大丈夫」と任せきりにせず、事前申込が完了したことを確認してから契約に進んでください。手続きの詳細は「クール・ネット東京の申請方法と必要書類」をご覧ください。

    計算結果と業者の提示額が合わないときの確認ポイント

    計算結果と業者の提示額が合わないときの確認ポイント

    自分で計算した金額と、業者から提示された金額が食い違う場合、原因は次の3つのいずれかであることがほとんどです。

    • 税込・税抜の取り違えが起きていないか
    • 対象外の費用が対象経費に含められていないか
    • DR実証契約の締結時期が条件を満たしているか

    税込・税抜の取り違えが起きていないか

    最も多い原因です。東京都の制度における対象経費はすべて税抜で計算します。業者が税込金額で試算していた場合、10%分だけ助成額が多く見えることになります。まずは見積書の税抜金額を基準に、もう一度計算し直してみてください。

    対象外の費用が対象経費に含められていないか

    蓄電池システムと直接関係のない付帯工事費や、キャッシュバック相当額が対象経費に含まれていないかを確認します。屋根の補修工事や電気設備の更新など、蓄電池の設置に必須ではない工事が含まれていると、審査の段階で対象経費が圧縮され、交付額が想定より少なくなります。

    DR実証契約の締結時期が条件を満たしているか

    DR実証に参加する前提で試算されている場合、DR実証契約が交付申請兼実績報告より前に締結される計画になっているかを確認してください。ここが守られていないと、加算15万円と上限撤廃の両方が適用されず、提示額との差が大きく開きます。

    この見積、妥当?中立に診断します 無料診断で見積をチェックする → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし

    よくある質問

    公式には計算式が公開されており、本記事の早見表や3ステップの手順を使えば見積書の金額からご自身で算出できます。手元の見積で具体的な金額を確認したい場合は、無料診断もご利用いただけます。

    SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)が実施するDR家庭用蓄電池事業などの制度があります。東京都の制度と併用できますが、国の補助額は東京都の対象経費から差し引かれるため、単純合算にはなりません。

    1台あたり10万円または15万円が加算されるうえ、上限120万円(増設は72万円)という制限そのものが撤廃されます。大容量の蓄電池ほど参加するメリットが大きくなります。

    令和8年度の事前申込は5月29日から、交付申請兼実績報告は6月30日から受付が開始されています。ただし年度ごとの予算には上限があり、申込が集中すれば年度途中で受付が終了する可能性があります。詳細は「東京都の蓄電池補助金はいつまで?」をご覧ください。

    まとめ:計算式が分かれば、提示された金額の妥当性は自分で判断できる

    まとめ:計算式が分かれば、提示された金額の妥当性は自分で判断できる

    東京都の蓄電池補助金は、①対象経費と②蓄電容量から算出した助成額を比較し、小さい方が交付される仕組みです。計算はすべて税抜で行い、国や区市町村の補助金は①から差し引かれます。

    特に、DR実証への参加で上限120万円の制限が撤廃される点と、キャッシュバックが対象経費から除外される点は、金額に数十万円単位で影響します。この2つを知っているかどうかが、補助金を取りこぼさないための分かれ目になります。

    お手元の見積書で実際にいくら受け取れるのか、提示された金額が妥当なのかを確認したい方は、無料診断をご活用ください。割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで、中立な立場で無料でチェックします。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 東京都の蓄電池補助金はマンションでも使える?令和8年度の対象条件と申請主体を解説

    蓄電池

    東京都の蓄電池補助金はマンションでも使える?令和8年度の対象条件と申請主体を解説

    公開 2026.07.22最新更新 2026.07.22
    東京都の蓄電池補助金はマンションでも使える?令和8年度の対象条件と申請主体を解説

    「マンションに住んでいるけれど、東京都の蓄電池補助金は使えるのだろうか」。分譲マンションにお住まいの方や、管理組合として省エネ対策を検討している方から、こうした相談を数多くいただきます。

    結論として、東京都の蓄電池補助金は集合住宅も助成対象です(制度の全体像は「東京都の蓄電池補助金の総合ガイド」をご覧ください)。ただし戸建てと決定的に違うのは、「誰が申請するのか」によって使える制度そのものが変わる点です。ここを取り違えると、申請の途中で対象外と判明するケースがあります。

    本記事では、マンションで使える2つの制度の違い、専有部・ベランダ設置の可否、管理組合として進める手順までを公式情報にもとづいて解説します。ご自宅の条件でいくら受け取れるかを具体的に知りたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    マンションでも使える?対象かどうか診断 無料診断で対象条件をチェックする → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    マンションで東京都の蓄電池補助金を使う際は、以下の4点を押さえておきましょう。

    • 集合住宅も助成対象。制度上マンションが除外されているわけではない
    • 助成対象者は「機器の所有者」=共用部なら管理組合、専有部なら区分所有者
    • V2Hを同時設置するなら専用の別制度(上限1,500万円)が使える
    • 賃貸物件の入居者は所有者ではないため申請できない

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    東京都の蓄電池補助金はマンションも対象【申請主体で使える制度が変わる】

    東京都の蓄電池補助金はマンションも対象【申請主体で使える制度が変わる】

    東京都の家庭における蓄電池導入促進事業は、戸建て住宅だけでなく集合住宅も助成対象に含めています。まず押さえるべきは、以下の3つの申請主体の違いです。

    • 共用部に設置する場合:管理組合(管理者または管理組合法人)が申請
    • 専有部に設置する場合:区分所有者本人が申請
    • 賃貸物件の場合:入居者は申請不可(所有者はオーナー)

    集合住宅も助成対象に含まれている

    東京都の蓄電池補助金の事業ページでは、対象となる住宅の区分に集合住宅が明記されています。マンションにお住まいだからという理由だけで、この制度が使えないということはありません。助成単価は戸建てと同一の10万円/kWh、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸です(「助成額の計算方法はこちら」)。むしろ後述するとおり、太陽光の上乗せ助成についてはマンションのほうが有利に設定されている項目もあります。

    助成対象者は「助成対象機器の所有者」と定められている

    東京都の制度における助成対象者は、助成対象機器の所有者(国および地方公共団体を除く)です。マンションの共用部に設置する場合、機器の所有者はマンションの区分所有者全体、つまり管理組合になります。太陽光側の事業では、助成対象者として「管理組合(管理者または管理組合法人)」が明記されており、管理組合が申請主体になることが制度上想定されています。専有部に個人で設置する場合は、区分所有者本人が申請主体です。

    賃貸マンションの入居者が申請できない理由

    賃貸マンションにお住まいの方は、原則としてこの補助金を申請できません。理由は単純で、助成対象者は「機器の所有者」であり、賃貸物件では入居者ではなくオーナー(貸主)が所有者にあたるためです。入居者が費用を負担して設置したとしても、建物への定着物となる蓄電池システムの所有権の扱いが問題になります。賃貸物件で導入を検討する場合は、まずオーナーまたは管理会社への相談が出発点になります。

    マンションで使える東京都の補助制度は2つある

    マンションで使える東京都の補助制度は2つある

    マンションで太陽光・蓄電池を導入する場合、東京都には性格の異なる2つの制度が用意されています。どちらを使うべきかは、EV充電設備(V2H)を同時に導入するかどうかで決まります。

    マンションで使える東京都の2制度
    制度名条件蓄電池の助成額
    ①家庭における蓄電池導入促進事業V2Hは不要10万円/kWh・上限120万円/戸
    ②集合住宅向け太陽光発電システム等普及促進事業V2Hと同時設置が必須定格容量×20万円が上限

    ①家庭における蓄電池導入促進事業(10万円/kWh・上限120万円)

    1つ目は、戸建てと共通の制度です。蓄電容量1kWhあたり10万円が助成され、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸です。DR(デマンドレスポンス)実証に参加する場合は、この上限120万円という制限そのものが撤廃されます。加えて、エネルギーマネジメント機器・IoT関連機器を新たに設置する場合は1台あたり15万円、設置しない場合は1台あたり10万円が加算されます。V2Hを導入しないマンションでは、こちらが基本の選択肢になります。令和8年度の主な変更点は「令和8年度の制度変更まとめ」で解説しています。

    ②集合住宅向け太陽光発電システム等普及促進事業(V2H同時設置が条件)

    2つ目は、マンション専用の集合住宅向け太陽光発電システム等普及促進事業です。こちらは充電設備(V2H充放電設備)の電源として太陽光発電システムと蓄電池を同時に設置する場合に限られる制度で、太陽光発電や蓄電池だけを単独で導入する場合は対象になりません。東京都のEV充電設備普及施策の一環という位置づけのため、EVの利用が前提になっている点に注意が必要です。

    EVの有無で選ぶ制度が決まる

    整理すると、判断基準は非常にシンプルです。EVを保有していない、あるいはV2Hを導入する予定がないマンションは①、EV充電設備の整備とあわせて再生可能エネルギーを導入したいマンションは②が選択肢になります。②は設備全体で上限1,500万円と規模が大きいため、駐車場を持つ分譲マンションが共用部の電力対策とEV充電インフラを同時に整備する場合に適した制度といえます。

    集合住宅向け事業でマンションが受け取れる助成額と条件

    集合住宅向け事業でマンションが受け取れる助成額と条件

    V2Hと同時に導入する②の制度は、助成額の規模が大きい一方で条件も細かく定められています。主な内容は以下のとおりです。

    集合住宅向け太陽光発電システム等普及促進事業の概要
    項目内容
    蓄電池の上限定格容量 × 20万円(太陽光の定格総出力の2倍の容量まで)
    太陽光の上限定格総出力 × 30万円
    設備全体の上限1,500万円
    対象者助成対象設備の所有者(個人・事業者・管理組合)
    必須条件V2Hとの同時設置/売電しないこと/交付決定前の着工不可

    蓄電池は定格容量×20万円が上限

    蓄電池の助成額は定格容量×20万円が上限です。ただし太陽光発電の定格総出力の2倍を超える蓄電池容量は対象にならないという制限があります。たとえば太陽光を10kW設置する場合、対象になる蓄電池容量は20kWhまでという計算です。蓄電池だけを大容量にしても助成額は増えないため、太陽光と蓄電池の容量バランスを設計段階で検討しておく必要があります。

    太陽光は定格総出力×30万円、設備全体で1,500万円まで

    太陽光発電の助成額は定格総出力×30万円が上限です。既存住宅の陸屋根に設置し防水工事を伴う場合は、定格総出力×18万円がさらに上乗せされます。設備購入費・設置工事費の全体では上限1,500万円までとされており、大規模マンションでも活用しやすい設計になっています。

    「売電しないこと」「交付決定前の着工不可」が必須条件

    この制度を利用する際は、2つの制約を必ず守る必要があります。1つは発電した電気を売電しないことです。あくまで充電設備や共用部で自家消費することが前提の制度設計になっています。もう1つは交付決定を受ける前に工事へ着手しないことです。管理組合の総会で決議が下りたあと、すぐに工事を発注してしまうと対象外になるため、申請と工事のスケジュールは慎重に組む必要があります。

    マンションの陸屋根は太陽光の上乗せ助成が戸建ての2倍

    マンションの陸屋根は太陽光の上乗せ助成が戸建ての2倍

    意外と知られていませんが、家庭における太陽光発電導入促進事業の陸屋根向け上乗せ助成は、集合住宅のほうが戸建てより手厚く設定されています。太陽光側の制度全体は「東京都の太陽光補助金 総合ガイド」にまとめています。

    陸屋根設置時の上乗せ助成額(令和8年度)
    建物区分架台設置経費防水工事経費
    新築 戸建(陸屋根)対象外対象外
    新築 集合住宅(陸屋根)20万円/kW対象外
    既存 戸建(陸屋根)10万円/kW18万円/kW
    既存 集合住宅(陸屋根)20万円/kW18万円/kW

    集合住宅の架台設置経費は20万円/kW

    陸屋根に太陽光発電を設置する場合、架台の設置経費として上乗せ助成があります。集合住宅は1kWあたり20万円で、既存戸建ての10万円/kWと比べて2倍の水準です。マンションの屋上は陸屋根であることがほとんどのため、この上乗せがほぼ確実に適用される点は、マンションならではの利点といえます。

    既存マンションは防水工事経費も18万円/kW上乗せされる

    既存の集合住宅で陸屋根に設置する場合は、防水工事経費として1kWあたり18万円がさらに上乗せされます。屋上防水の改修時期と太陽光の設置時期を合わせられれば、大規模修繕の負担軽減にもつながります。管理組合として長期修繕計画を検討している場合は、防水工事のタイミングとあわせて設置を検討する価値があります。

    マンションの専有部・ベランダに蓄電池は設置できる?

    マンションの専有部・ベランダに蓄電池は設置できる?

    検索が多いのが、専有部やベランダへの設置可否です。制度と物理的な条件を分けて整理すると、以下のようになります。

    • 制度上:専有部への設置が明確に禁止されているわけではない
    • 実務上:管理規約・配線・重量・防火区画の4点で詰まりやすい
    • ポータブル電源:蓄電池システムに該当せず補助対象外

    制度上は否定されないが、管理規約と構造で詰まるのが実情

    東京都の制度において、マンションの専有部やベランダへの設置が明確に禁止されているわけではありません。しかし実際には、管理規約や建物の構造上の制約から、専有部への単独設置は難しいケースが大半です。制度が使えないのではなく、物理的・規約的な条件で計画が止まるという構造になっています。

    共用部への配線・重量・防火区画という3つの壁

    具体的な障壁は主に3つあります。1つ目は配線で、蓄電池を分電盤に接続するには共用部を経由する工事が必要になる場合があり、管理組合の承認が要ります。2つ目は重量で、家庭用蓄電池は100kg前後の製品も多く、バルコニーの積載荷重の確認が欠かせません。3つ目は防火区画で、バルコニーは避難経路を兼ねるため、避難ハッチや隔て板の前に物を置けないという制約があります。

    ポータブル電源は蓄電池補助金の対象外

    ベランダに置ける手軽な選択肢としてポータブル電源を検討される方もいますが、ポータブル電源は「蓄電池システム」に該当せず、東京都の蓄電池補助金の対象になりません。持ち運び可能な小型電源と、住宅に定置して分電盤に接続する蓄電池システムは、制度上明確に区別されています。防災用として有用な製品ではありますが、補助金の対象になると誤解して購入しないよう注意してください。

    マンションの管理組合が東京都の蓄電池補助金を使う進め方

    マンションの管理組合が東京都の蓄電池補助金を使う進め方

    共用部への導入を管理組合として進める場合、戸建てとはまったく異なる合意形成のプロセスが必要になります。全体の流れは以下のとおりです。

    • ①理事会での検討:導入目的・設置場所・概算費用の整理
    • ②複数社からの見積取得:機器構成と工事範囲を比較
    • ③総会での決議:区分所有者の合意を得る
    • ④都への事前申込:契約締結前に必ず実施
    • ⑤契約・工事・交付申請兼実績報告

    総会決議までのスケジュールに余裕を持つ

    管理組合として共用部への蓄電池導入を検討する場合、理事会での検討を経て総会での決議が必要になります。多くのマンションでは通常総会が年1回のため、検討開始から決議までに半年から1年程度を見込んでおくのが現実的です。臨時総会を開催する方法もありますが、招集手続きの負担を考えると、通常総会に合わせて議案化するほうがスムーズに進みます。

    事業は令和9年度まで継続予定のため時間軸は間に合う

    合意形成に時間がかかることを心配される管理組合も多いのですが、東京都の蓄電池・太陽光補助金の事業実施年度は令和9年度までとされており、助成金の交付自体は令和11年度まで予定されています。一定の時間的余裕はあると考えてよいでしょう。ただし令和8年10月1日以降に事前申込をする場合は、SIIの令和8年度登録済製品一覧に登録された機器のみが対象になるなど、年度途中でも条件は変わります。

    契約前の事前申込を絶対に飛ばさない

    管理組合の案件で最も多い失敗が、総会決議の直後に施工業者と契約してしまうケースです。東京都の制度は助成対象機器の契約締結前に事前申込を行うことが原則であり、この順序を逆にすると助成を受けられません。総会の議案には「補助金の事前申込完了後に契約する」という条件を明記しておくと、事故を防げます。具体的な手続きは「クール・ネット東京の申請方法と必要書類」をご確認ください。

    マンションと戸建てで東京都の蓄電池補助金はどれくらい違う?

    マンションと戸建てで東京都の蓄電池補助金はどれくらい違う?

    制度上の助成単価は共通ですが、実際の導入しやすさには差があります。将来的な住み替えを検討している方向けに、両者を比較しておきます。

    マンションと戸建ての比較(令和8年度)
    項目マンション戸建て
    蓄電池の助成額10万円/kWh・上限120万円10万円/kWh・上限120万円
    太陽光の助成額(既存)15万円/kW・上限45万円15万円/kW・上限45万円
    陸屋根の架台上乗せ20万円/kW10万円/kW
    申請主体管理組合または区分所有者所有者本人
    意思決定総会決議が必要本人の判断のみ

    助成単価は同じでも、意思決定の速さが違う

    助成単価そのものはマンションも戸建ても変わりません。むしろ陸屋根の上乗せはマンションのほうが手厚い設定です。決定的に違うのは意思決定のプロセスで、戸建ては所有者本人の判断だけで進められるのに対し、マンションは総会決議という合意形成が必須になります。個人の裁量で導入時期を選べるかどうかが、実務上の最大の差です。

    住み替えを検討中なら戸建ての助成額も把握しておく

    現在マンションにお住まいで、将来的に戸建てへの住み替えを検討している方は、戸建てで導入した場合の助成額もあわせて把握しておくと判断材料になります。既存住宅の戸建てであれば、蓄電池は最大120万円(DR実証参加時は上限撤廃)、太陽光は最大45万円が基本です。物件購入と同時に設備導入を検討する場合、補助金を織り込んだ資金計画が立てやすくなります。世帯パターン別の金額は「東京都の蓄電池補助金は300万円もらえる?」で試算しています。

    わが家の条件だといくらになる? 無料診断で助成額を試算する → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし

    よくある質問

    制度上は集合住宅も助成対象です。ただし専有部への設置は管理規約や構造上の制約があるため、実務上は共用部への設置が現実的な選択肢になることが多くなります。まずは管理組合または管理会社への相談から始めてください。

    定置型の蓄電池システムであれば制度上は対象になり得ますが、バルコニーの積載荷重・避難経路の確保・共用部を経由する配線工事について管理組合の承認が必要です。なおポータブル電源は蓄電池システムに該当せず、補助対象になりません

    できます。共用部に設置する場合、管理組合(管理者または管理組合法人)が助成対象者になります。太陽光側の事業では助成対象者として管理組合が明記されています。

    原則として申請できません。助成対象者は機器の所有者であり、賃貸物件ではオーナー(貸主)が所有者にあたるためです。導入を希望する場合は、オーナーまたは管理会社にご相談ください。

    まとめ:マンションでは「誰が申請するか」の確定が最初の一歩

    まとめ:マンションでは「誰が申請するか」の確定が最初の一歩

    東京都の蓄電池補助金は、マンション(集合住宅)でも利用できる制度です。助成単価は戸建てと同じ10万円/kWh・上限120万円で、陸屋根の架台上乗せは戸建ての2倍の20万円/kWと、条件面ではむしろ有利な部分もあります。

    一方で、共用部か専有部か、V2Hを導入するかどうかによって、使うべき制度と申請主体が変わります。まず「誰が申請するのか」を確定させ、そのうえで管理組合や管理会社との調整を進めることが、マンションで補助金を活用する最短ルートです。

    ご自宅のマンションが対象になるか、どの制度を使うのが有利かを具体的に確認したい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションをご活用ください。設置条件の確認から補助金の取りこぼしチェックまで、費用は一切かかりません。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 東京都の太陽光発電補助金総合ガイド|令和8年度の金額・条件を網羅

    東京都の太陽光発電補助金総合ガイド|令和8年度の金額・条件を網羅

    太陽光

    東京都の太陽光発電補助金 総合ガイド|令和8年度の金額・条件を網羅

    公開 2026.07.15最新更新 2026.08.07監修:星野 貴一
    東京都の太陽光発電補助金 総合ガイド|令和8年度の金額・条件を網羅

    「太陽光発電を検討しているけど、東京都の補助金って結局いくらもらえるの?」「制度が複雑でどこから調べればいいか分からない」。太陽光発電の導入を考え始めると、こうした悩みにぶつかるのではないでしょうか。

    東京都の太陽光発電補助金は、住宅の種類や容量によって助成額が細かく分かれており、架台設置や防水工事などの上乗せ加算もあるため、全体像を把握しにくい制度です。

    本記事では、令和8年度の助成額一覧から申請の流れ、蓄電池とのセット導入のメリットまで、太陽光補助金の情報を総合的に解説します。ご自身の住宅に合った助成額をシミュレーションしたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    わが家の容量ならいくらになる? 無料診断で助成額を試算する → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    東京都の太陽光補助金は、以下のポイントを押さえておきましょう。

    • 既存住宅:3.75kW以下15万円/kW(上限45万円)
    • 新築住宅:3.6kW以下12万円/kW(上限36万円)
    • 架台・防水工事・機能性PVには別途上乗せ加算あり
    • 蓄電池とのセット申請でさらにお得になる

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    東京都の太陽光補助金とは?【結論:既存住宅で最大45万円〜】

    東京都の太陽光補助金とは?【結論:既存住宅で最大45万円〜】

    東京都の太陽光補助金(家庭における太陽光発電導入促進事業)は、既存住宅で3.75kW以下の場合15万円/kW、上限45万円が助成される制度です。3.75kWを超える場合や新築住宅の場合は単価が異なります。

    実施主体・上位事業との関係

    制度の運営はクール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)が担っており、太陽光補助金は「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」という上位事業の一部です。この上位事業には蓄電池やエコキュートなど複数の助成メニューが含まれており、令和8年度の予算約1,012億円はこの上位事業全体の総額です。

    関連記事お住まいの区市の制度は個別記事で解説しています。

    令和8年度の助成額一覧

    令和8年度の助成額一覧

    住宅の種類と容量によって助成額が変わります。

    新築住宅:3.6kW以下12万円/kW・3.6kW超10万円/kW

    新築住宅の場合、3.6kW以下は12万円/kW(上限36万円)、3.6kWを超える部分は10万円/kWが助成されます(50kW未満まで)。

    既存住宅:3.75kW以下15万円/kW・3.75kW超12万円/kW

    既存住宅の場合、3.75kW以下は15万円/kW(上限45万円)、3.75kWを超える部分は12万円/kWが助成されます。

    架台・防水工事・機能性PVの上乗せ加算

    区分架台設置経費防水工事経費
    新築 戸建(陸屋根)対象外対象外
    新築 集合住宅(陸屋根)20万円/kW対象外
    既存 戸建(陸屋根)10万円/kW18万円/kW
    既存 集合住宅(陸屋根)20万円/kW18万円/kW

    また、「優れた機能性を有する太陽光発電システム」として認定された製品には別途上乗せ加算があります。

    令和6年度・7年度からの金額変化

    令和6年度・7年度からの金額変化

    太陽光補助金も年度ごとに助成内容が見直されています。過去の年度からどう変わったかを把握しておくと、今のタイミングで申請すべきかどうかの判断材料になります。令和8年度は上位事業全体の予算が約1,012億円と、前年度(702億円)から約44%増額されました。具体的な単価の年度推移については、正確な金額を各年度の実施要綱PDFで確認することをおすすめします。

    申請の流れと必要書類

    申請の流れと必要書類

    太陽光補助金の申請は、蓄電池と同様の流れで進みます。申請の具体的な手順は「クールネット東京 蓄電池」で画面に沿って解説しています。

    事前申込〜交付申請兼実績報告の流れ

    事前申込(電子申請)で見積書などを添付して申し込み、受理後に契約・工事に進みます。工事完了後、交付申請兼実績報告を提出し、審査を経て交付決定、振込という流れです。令和8年度は事前申込が5月29日開始、交付申請兼実績報告が6月30日から令和11年3月30日までの受付です。

    電灯契約ごとに事前申込が必要な点に注意

    太陽光発電システムは電灯契約(電力契約)ごとに事前申込が必要で、連名申請はできません。複数の建物を所有している場合や、集合住宅で複数戸に設置する場合は、それぞれの契約単位で申込が必要になる点に注意しましょう。

    いつまで申請できる?振込はいつ?

    いつまで申請できる?振込はいつ?

    制度自体は中長期に続きますが、年度内の受付には限りがあります。より詳しいスケジュールと振込の実際の目安は「東京都 太陽光 補助金 いつまで」で解説しています。

    受付期間の目安

    太陽光補助金の事業実施年度は令和9年度まで、助成金の交付は令和11年度までとされています。ただし年度ごとの予算には上限があり、申込が集中すれば年度途中でも受付が終了する可能性があります。

    振込までの期間

    交付申請兼実績報告の提出から振込までは、公式ベースの目安でおよそ2〜4か月程度です。申請が集中する時期はさらに時間がかかる場合があるため、余裕を持った資金計画をおすすめします。

    蓄電池とのセット申請でお得になる理由

    蓄電池とのセット申請でお得になる理由

    太陽光発電と蓄電池を同時に導入すると、経済的なメリットが大きくなります。蓄電池側の制度全体は「東京都 蓄電池補助金」で解説しています。

    セット申請の金額シミュレーション

    既存住宅に太陽光発電5kWと蓄電池10kWhをセットで導入した場合の助成額の目安です

    設置内容助成額の目安
    太陽光発電(既存住宅・5kW)3.75kW×15万円+1.25kW×12万円=約71.25万円
    蓄電池(10kWh・DR不参加)10kWh×10万円=100万円
    合計約171.25万円

    太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めて使う自家消費の効率が高まることで、電気代削減効果もさらに大きくなります

    太陽光発電はやめたほうがいい?よくある不安と回答

    太陽光発電はやめたほうがいい?よくある不安と回答

    「太陽光発電はやめたほうがいい」という声を目にして不安に感じる方もいるかもしれません。多くの場合、初期費用の高さや天候による発電量の変動、将来的なメンテナンス費用への懸念が背景にあります。一方で、東京都の補助金を活用すれば初期費用を大きく圧縮でき、蓄電池とのセット導入で自家消費率を高めれば、電気代削減や災害時の備えとしてのメリットも見込めます。導入を検討する際は、メリットとデメリットの両方を丁寧に説明してくれる業者に相談し、ご自身の住宅条件に合ったシミュレーションを確認することが大切です。より詳しい判断材料は「太陽光発電 やめたほうがいい」もあわせてご覧ください。

    よくある質問

    既存住宅は3.75kW以下で15万円/kW(上限45万円)、3.75kW超は12万円/kWです。新築住宅は3.6kW以下で12万円/kW(上限36万円)、3.6kW超は10万円/kWとなります。

    令和8年度は上位事業全体で約1,012億円です。前年度の702億円から約44%増額されています。

    住宅の種類(新築・既存)と設置容量によって金額が変わります。たとえば既存住宅に5kWを設置する場合、3.75kW×15万円+1.25kW×12万円で約71.25万円が目安です。架台設置や防水工事を伴う場合は、別途上乗せの助成があります。

    まとめ:東京都の太陽光補助金を最大限活用するには

    まとめ:東京都の太陽光補助金を最大限活用するには

    東京都の太陽光補助金は、既存住宅で最大45万円、新築住宅で最大36万円が基本となり、架台設置や防水工事、機能性PVの認定製品にはさらに上乗せ加算があります。制度は年度ごとに見直されるため、最新の助成額とスケジュールを確認したうえで、余裕をもって申請を進めることが大切です。

    蓄電池とのセット導入でどのくらいお得になるか、ご自身の住宅に合った具体的な金額を知りたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    監修:星野 貴一
    監修:星野 貴一
    元パナソニック|住宅用の太陽光・蓄電池・オール電化の提案20年以上

    元パナソニックにて、太陽光発電・家庭用蓄電池・オール電化システムの販売・提案に20年以上従事。太陽光パネルの累計出荷枚数で全国No.1を達成し、社内表彰を受賞。住宅向けエネルギー設備の豊富な提案・現地調査・見積もり経験をもとに、太陽光発電・蓄電池・オール電化に関する記事を専門家として監修しています。

    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • クール・ネット東京の蓄電池補助金|申請方法を6ステップで解説

    クール・ネット東京の蓄電池補助金|申請方法を6ステップで解説

    蓄電池

    クール・ネット東京の蓄電池補助金|申請方法を6ステップで解説

    公開 2026.07.15最新更新 2026.08.07監修:星野 貴一
    クール・ネット東京の蓄電池補助金|申請方法を6ステップで解説

    「東京都の蓄電池補助金、申請したいけど何から始めればいいの?」「必要な書類が多くて不安」。制度の内容は理解できても、実際の申請手順になると分かりにくいと感じる方は多いのではないでしょうか。

    クール・ネット東京の蓄電池補助金は、すべて電子申請で完結する仕組みですが、事前申込から交付申請兼実績報告まで複数のステップがあり、順序を誤ると助成対象外になってしまうこともあります。

    本記事では、申請の全体フローを6ステップに分けて、必要書類や注意点、問い合わせ先まで実務目線で詳しく解説します。申請書類の準備に不安がある方は、無料診断で中立な立場からのアドバイスもぜひご活用ください。

    申請書類の準備もまとめて相談できる 無料診断で申請サポートを相談 → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    クール・ネット東京の蓄電池補助金の申請は、次の6ステップで進みます。

    • ①認証用メールアドレス登録→②事前申込→③契約・工事→④交付申請兼実績報告→⑤審査・交付決定→⑥振込
    • 契約者・申請者・振込口座の名義は必ず同一にする
    • DR実証参加は交付申請前の契約締結が必須
    • 事前申込受理前の契約・着工は原則対象外

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    申請の全体フロー(6ステップ)

    申請の全体フロー(6ステップ)

    まずは申請全体の流れを把握しましょう。制度全体の助成額や条件は「東京都 蓄電池補助金」でまとめて解説しています。

    ①認証用メールアドレス登録

    申請の第一歩は、認証用メールアドレスの登録です。クール・ネット東京の電子申請フォームから登録すると、以降の申請手続きに必要な連絡がこのメールアドレス宛に届くようになります。

    ②事前申込(見積書添付)

    認証登録が完了したら、事前申込フォームから申込を行います。施工業者から取得した見積書を添付し、申込が受理されると受付番号が発行されます。この受付番号は、以降の申請状況確認や交付申請兼実績報告で必要になるため、大切に保管しておきましょう。

    ③契約・工事着手

    事前申込が受理されたことを確認してから、施工業者と契約し、工事に着手します。受理前に契約・着工してしまうと、原則として助成対象外になるため、必ず受理の確認を先に行いましょう。

    ④交付申請兼実績報告

    工事が完了したら、交付申請兼実績報告を提出します。設置した蓄電池の型式・蓄電容量、購入契約書、設置工事請負契約書の写し、設置後の機器写真などを添えて申請します。

    ⑤審査・交付決定通知

    提出書類をもとに審査が行われ、通過すると交付決定通知が届きます。申請者自身が電子申請した場合はマイページ上で確認できる電子通知、手続代行者に依頼した場合は郵送での通知となるのが一般的です。

    ⑥振込

    交付決定後、指定口座へ助成金が振り込まれます。振込までの目安期間や、体感的に時間がかかるケースについては、「東京都 蓄電池補助金 いつまで」で詳しく解説しています。

    申請に必要な書類一覧

    申請に必要な書類一覧

    ステップごとに必要な書類も確認しておきましょう。

    事前申込時に必要なもの

    事前申込では、見積書(形式は任意)と、個人情報の取扱いに関する同意書(誓約書)の添付が必要です。電灯契約ごとの事前申込が必要で、連名申請はできません

    交付申請兼実績報告時に必要なもの

    • 設置した蓄電池の型式・蓄電容量が分かる書類
    • 購入契約書・設置工事請負契約書の写し
    • 設置後の機器写真
    • 助成対象経費の内訳書
    • 金融機関発行の証明書等(令和8年度から必須)

    令和8年度からは、実績報告提出時に金融機関発行の証明書等の提出も必須となっています。詳しい令和8年度の変更点は「東京都 蓄電池補助金 令和8年度」で解説しています。

    申請時に注意すべきポイント

    申請時に注意すべきポイント

    書類の不備以外にも、見落としやすい注意点があります。

    契約者・申請者・振込口座の名義は同一にする

    契約した人・申請した人・補助金を受け取る人は、すべて同一名義である必要があります。不正受給防止や審査の迅速化のためのルールで、名義が異なると審査が通らない、または大幅に遅れる原因になります。

    キャッシュバックがある場合は対象経費から除外する

    施工業者との契約でキャッシュバックを予定している場合は、その金額を助成対象経費から除いて申請する必要があります。契約書の内訳にキャッシュバック予定額を記載して提出する必要があり、商品券やポイントなどの現金同等物による還元も同様の扱いです。

    DR実証参加は交付申請前の契約締結が必須

    DR(デマンドレスポンス)実証の上乗せを受けたい場合は、交付申請兼実績報告の受付前にDR実証契約を締結しておく必要があります。交付申請兼実績報告の受付後にDR実証契約を締結した場合、上乗せ分は適用されないため、DR実証への参加を検討している場合は施工業者とスケジュールを早めに確認しましょう。

    申請状況の確認方法

    申請状況の確認方法

    申請後、進捗が気になる方も多いはずです。

    誰でも確認画面の使い方

    クール・ネット東京では、事前申込受付番号を使って申請状況を確認できる「誰でも確認画面」が用意されています。大まかな進捗を把握したい場合はこの画面を活用しましょう。

    事前申込受付番号が分からない場合

    手続きを施工業者などの代行業者に依頼した場合、事前申込受付番号についての問い合わせにはクール・ネット東京は対応していません。受付番号が分からない場合は、まず依頼した代行業者に確認するのが基本的な流れです。

    よくある申請ミスと対処法

    よくある申請ミスと対処法

    申請でつまずきやすいポイントとして、事前申込の受理前に契約・着工してしまうケース、名義の不一致、キャッシュバックの申告漏れなどが挙げられます。いずれも、事前申込の受理を確認してから次のステップに進む、契約書類の名義を都度確認する、契約内容にキャッシュバックが含まれていないか確認する、といった基本的なチェックで防げるものがほとんどです。不安な点があれば、契約前に施工業者や事務局に確認しておくことをおすすめします。

    問い合わせ先(電話番号・対応時間)

    問い合わせ先(電話番号・対応時間)

    蓄電池に関する問い合わせは、創エネ支援チーム蓄電池ヘルプデスク(電話:03-6633-3824)が窓口です。受付時間は平日9時から17時まで(祝祭日・年末年始を除く)となっています。なお、提出書類の到着日や審査の進捗状況、審査結果そのものについては、問い合わせても回答が得られない点に留意してください。

    よくある質問

    クール・ネット東京の電子申請フォームから、認証用メールアドレスを登録したうえで、事前申込フォームに見積書を添付して申し込みます。申込が受理されると受付番号が発行されます。

    事前申込→契約・工事→交付申請兼実績報告→審査→交付決定→振込という流れで進みます。すべて電子申請フォームを通じて手続きするのが基本です。

    交付申請兼実績報告の提出から、公式ベースの目安ではおよそ2〜4か月程度とされていますが、申請が集中する時期はさらに時間がかかることもあります。

    まとめ:不備なく一発通過するために

    まとめ:不備なく一発通過するために

    クール・ネット東京の蓄電池補助金は、事前申込→契約・工事→交付申請兼実績報告→審査→交付決定→振込という6ステップで進みます。名義の統一やキャッシュバックの申告、DR実証契約のタイミングなど、細かなルールを事前に押さえておくことが、不備による審査の遅延を防ぐ一番の近道です。ご自身の設置容量での助成額の目安は「東京都 蓄電池補助金 計算」で確認できます。

    申請に必要な書類の準備や見積もりの取り方に不安がある方は、無料診断で中立な立場からのアドバイスもぜひご活用ください。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    監修:星野 貴一
    監修:星野 貴一
    元パナソニック|住宅用の太陽光・蓄電池・オール電化の提案20年以上

    元パナソニックにて、太陽光発電・家庭用蓄電池・オール電化システムの販売・提案に20年以上従事。太陽光パネルの累計出荷枚数で全国No.1を達成し、社内表彰を受賞。住宅向けエネルギー設備の豊富な提案・現地調査・見積もり経験をもとに、太陽光発電・蓄電池・オール電化に関する記事を専門家として監修しています。

    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 東京都の太陽光補助金はいつまで?遅れる人に共通する3つの原因と令和8年度の受付期間・振込時期を解説

    東京都の太陽光補助金はいつまで?遅れる人に共通する3つの原因と令和8年度の受付期間・振込時期を解説

    太陽光

    東京都の太陽光補助金はいつまで?遅れる人に共通する3つの原因と令和8年度の受付期間・振込時期を解説

    公開 2026.07.15最新更新 2026.08.07監修:星野 貴一
    東京都の太陽光補助金はいつまで?令和8年度の受付期間・振込時期を解説

    「太陽光発電を検討しているけど、東京都の補助金っていつまで使えるの?」「振込はいつ頃になるんだろう」。太陽光発電の導入を考え始めると、こうした疑問が出てくるのではないでしょうか。

    東京都の太陽光補助金は、蓄電池と同じく中長期にわたって実施される制度ですが、年度ごとの受付枠には限りがあります。また振込時期についても、公式の目安を把握しておくことで資金計画が立てやすくなります。

    本記事では、令和8年度の受付スケジュールから振込までの流れ、蓄電池とのセット申請のメリットまで詳しく解説します。ご自身の設置プランでの助成額を知りたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    太陽光×蓄電池のセット金額を試算しよう 無料診断でセット金額を見る → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    東京都の太陽光補助金は、以下のポイントを押さえておきましょう。

    • 事業実施年度:令和9年度まで(交付は令和11年度まで)
    • 令和8年度:事前申込5月29日開始・交付申請兼実績報告6月30日開始
    • 振込目安:公式ベースで2〜4か月程度
    • 蓄電池とのセット申請で総額をさらに抑えられる

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    結論:令和9年度まで実施、交付は令和11年度まで

    結論:令和9年度まで実施、交付は令和11年度まで

    東京都の太陽光補助金(家庭における太陽光発電導入促進事業)は、事業実施年度が令和9年度まで、助成金の交付は令和11年度までとされている中長期の制度です。ただし、年度ごとの予算には上限があるため、申込が集中すれば年度途中でも受付が終了する可能性があります。制度全体の助成額は「東京都 太陽光 補助金」でまとめて解説しています。

    令和8年度のスケジュール

    令和8年度のスケジュール

    令和8年度は、事前申込が5月29日開始、交付申請兼実績報告が6月30日から令和11年3月30日までの受付です。太陽光発電システムは電灯契約(電力契約)ごとに事前申込が必要で、連名申請はできない点にも注意しましょう。蓄電池側の同様のスケジュールは「東京都 蓄電池補助金 いつまで」で解説しています。

    令和6年度・7年度からの受付終了時期の推移

    令和6年度・7年度からの受付終了時期の推移

    太陽光補助金も蓄電池補助金と同様、年度によって受付のペースが異なります。過去の年度でどのタイミングで予算に達したかは、その年度の実施要綱や更新情報のページで確認するのが確実です。人気の高い年度では、受付開始から数か月で予算に達するケースも見られます。令和8年度は上位事業全体の予算が約1,012億円と前年度から大幅に増額されているため、受付枠には一定の余裕が見込めますが、太陽光パネル設置義務化の影響で申込件数自体も増加傾向にあります。

    太陽光補助金はいつ振り込まれる?

    太陽光補助金はいつ振り込まれる?

    振込時期は蓄電池補助金と共通の仕組みで進みます。

    公式の目安

    交付申請兼実績報告の提出後、審査を経て交付決定通知が届き、指定口座へ振り込まれます。公式ベースの目安としては、提出から振込までおよそ2〜4か月程度と見ておくとよいでしょう。ただし申請が集中する時期は審査に時間がかかり、体感としてはさらに長くなるケースもあります。申請の具体的な手順は「クールネット東京 蓄電池」の電子申請フォームと共通の流れです。

    蓄電池とあわせて申請した場合の振込タイミングの違い

    太陽光と蓄電池をセットで申請する場合でも、それぞれの制度は別々に審査・交付決定が行われます。そのため、太陽光側の振込と蓄電池側の振込が同じタイミングになるとは限りません。スケジュールを一本化したい場合は、双方の交付申請兼実績報告をできるだけ近いタイミングで提出するとよいでしょう。

    「予算に達し次第終了」に備える申請のコツ

    「予算に達し次第終了」に備える申請のコツ

    太陽光補助金は事業自体が長く続く一方、年度内の受付枠は早い者勝ちです。事前申込は受付開始直後に行い、見積書などの必要書類も事前に準備しておくとスムーズです。工事着工は事前申込の受理後に行う必要があるため、施工業者との契約前に受理状況を必ず確認しましょう。

    蓄電池とのセット申請でお得になる理由

    蓄電池とのセット申請でお得になる理由

    太陽光発電単体よりも、蓄電池とセットで導入した方がメリットが大きくなるケースが多くあります。詳しい制度内容は「東京都 蓄電池補助金」でも確認できます。

    セット申請での金額シミュレーション

    既存住宅に太陽光発電5kWと蓄電池10kWhをセットで導入した場合の助成額の目安です。

    設置内容助成額の目安
    太陽光発電(既存住宅・5kW)3.75kW×15万円+1.25kW×12万円=約71.25万円
    蓄電池(10kWh・DR不参加)10kWh×10万円=100万円
    合計約171.25万円

    太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めて自家消費することで、電気代削減効果も大きくなります。太陽光のみを先行して導入し、後から蓄電池を追加することも可能ですが、同時に申請・設置する方が手続きの手間は少なく済みます。

    太陽光発電はやめたほうがいい?よくある不安への回答

    太陽光発電はやめたほうがいい?よくある不安への回答

    太陽光発電の導入を検討する中で、「やめたほうがいい」という声を目にして不安になる方もいるかもしれません。多くの場合、こうした声は初期費用の高さや、天候による発電量の変動、メンテナンス費用への懸念が背景にあります。一方で、東京都の補助金を活用すれば初期費用を大きく抑えられ、蓄電池とのセット導入で自家消費率を高めれば、電気代削減効果や災害時の備えとしてのメリットも期待できます。導入を判断する際は、メリット・デメリットの両方を提示してくれる業者に相談し、ご自身の住宅条件に合ったシミュレーションを確認することが大切です。より詳しい判断材料は「太陽光発電 やめたほうがいい」もあわせてご覧ください。

    よくある質問

    既存住宅の場合、3.75kW以下は15万円/kW(上限45万円)、3.75kW超は12万円/kWです。新築住宅の場合は3.6kW以下が12万円/kW(上限36万円)、3.6kW超が10万円/kWとなります。

    事前申込を行って受付番号を取得したうえで契約・工事に進み、工事完了後に交付申請兼実績報告を提出する流れです。事前申込の受理前に契約すると、原則として対象外になる点に注意してください。

    電子申請フォームから申請者自身で手続きすることも可能ですが、手続代行者(施工業者など)に依頼することもできます。代行を依頼した場合、交付決定通知は郵送で届くのが一般的です。

    まとめ:太陽光補助金も「早めの事前申込」が基本

    まとめ:太陽光補助金も「早めの事前申込」が基本

    東京都の太陽光補助金は、事業自体は令和9年度まで実施される中長期の制度ですが、年度ごとの受付枠は予算上限次第で早期終了します。振込までの目安は公式ベースで2〜4か月程度ですが、蓄電池とセットで申請する場合は双方のスケジュールを意識しておくとよいでしょう。

    ご自身の住宅に合った太陽光・蓄電池の組み合わせやおおよその助成額を知りたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    監修:星野 貴一
    監修:星野 貴一
    元パナソニック|住宅用の太陽光・蓄電池・オール電化の提案20年以上

    元パナソニックにて、太陽光発電・家庭用蓄電池・オール電化システムの販売・提案に20年以上従事。太陽光パネルの累計出荷枚数で全国No.1を達成し、社内表彰を受賞。住宅向けエネルギー設備の豊富な提案・現地調査・見積もり経験をもとに、太陽光発電・蓄電池・オール電化に関する記事を専門家として監修しています。

    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 【令和8年度】東京都の蓄電池補助金の最新情報まとめ

    【令和8年度】東京都の蓄電池補助金の最新情報まとめ

    蓄電池

    【令和8年度】東京都の蓄電池補助金の最新情報まとめ

    公開 2026.07.15最新更新 2026.08.04監修:星野 貴一
    【令和8年度】東京都の蓄電池補助金の最新情報まとめ

    東京都の蓄電池補助金は年度ごとに内容が見直される制度です。令和8年度にこれから申請を検討している方に向けて、最新の助成額・変更点・注意点をまとめて解説します。

    令和8年度は前年度から助成単価が引き上げられた一方、10月以降は対象機器の要件が変わるなど、押さえておくべきポイントがいくつかあります。本記事を読めば、令和8年度に申請する際に知っておくべき情報が一通り把握できます。

    対象機器や助成額をご自身のケースで確認したい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    その機器、令和8年度も対象か確認しよう 無料診断で対象機器を確認 → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    令和8年度の東京都蓄電池補助金は、以下のポイントを押さえておきましょう。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    令和8年度の制度概要と予算規模

    令和8年度の制度概要と予算規模

    まずは令和8年度の制度全体の枠組みを確認しましょう。制度全体の助成額や条件は「東京都 蓄電池補助金」でまとめて解説しています。

    予算約1,012億円、前年度比44%増の背景

    令和8年度の予算は上位事業全体で約1,012億円と、前年度(702億円)から約44%増額されました。太陽光パネル設置義務化(2025年4月施行)を背景に、再エネ・蓄エネ設備の普及を後押しする狙いがあるとみられます。予算規模が拡大したことで、受付枠にもある程度の余裕が見込めますが、申込件数自体も増加傾向にあるため、油断せず早めに動くことをおすすめします。受付枠が早期に埋まった過去の実績は「蓄電池補助金 打ち切り」でも確認できます。

    令和8年度の助成額

    令和8年度の助成額

    令和8年度の具体的な助成額を確認しておきましょう。ご自宅の容量に当てはめた試算は「東京都 蓄電池補助金 計算」で確認できます。

    蓄電池パッケージ:10万円/kWh・上限120万円

    新設の蓄電池パッケージは、蓄電容量1kWhあたり10万円が助成され、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸です。

    蓄電池ユニット増設:6万円/kWh・上限72万円

    既存の蓄電池に容量を追加する場合は、単価が6万円/kWhに下がり、DR実証不参加時の上限は72万円/戸です。

    令和7年度・令和6年度からの変更点比較

    令和7年度・令和6年度からの変更点比較

    過去の年度と比べて、どこが変わったのかを整理します。

    助成額の推移(令和7年度8万円/kWh→令和8年度10万円/kWh)

    年度蓄電容量あたりの助成額上限額(DR不参加時)
    令和7年度8万円/kWh上限あり(DR参加で10万円加算)
    令和8年度10万円/kWh120万円/戸

    令和8年度は前年度から1kWhあたりの助成単価が2万円引き上げられており、同じ容量の蓄電池を導入する場合でも受け取れる助成額が大きくなっています。なお、令和6年度以前の単価については公式サイト上で本記事作成時点において明確な単価表記が確認できなかったため、正確な金額を知りたい場合は各年度の実施要綱PDFをご確認ください。

    SII登録要件・対象機器の変更

    令和8年度は、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)による登録要件にも変更が加わりました。次のセクションで詳しく解説します。

    令和8年10月1日以降に申請する場合の注意点

    令和8年10月1日以降に申請する場合の注意点

    年度の途中で条件が変わる、令和8年度特有のポイントです。

    SII令和8年度登録済製品限定への切り替え

    令和8年10月1日以降に事前申込をする場合、国の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(戸建て住宅・集合住宅のZEH化・省CO2化促進事業)」における補助対象機器として、SIIが令和8年度の登録済製品一覧に登録した機器のみが助成対象となります。それ以前の年度の登録製品では対象外になる可能性があるため、10月以降に申込を予定している方は、検討している蓄電池が最新の登録リストに含まれているか必ず確認しましょう。

    4〜6月契約の経過措置

    ただし、令和8年4月1日から6月30日までに契約締結、または契約・工事が完了した事業については、この10月以降の要件変更の対象外となる経過措置が設けられています。この期間にすでに契約している方は、あらためて製品を確認し直す必要はありません。

    令和8年度のスケジュール

    令和8年度のスケジュール

    申請のタイミングを逃さないよう、スケジュールを確認しておきましょう。

    事前申込・交付申請兼実績報告の時期

    令和8年度は、事前申込が5月29日、交付申請兼実績報告が6月30日にそれぞれ受付を開始しています。対象機器の設置期限は令和11年3月30日までですが、年度ごとの受付枠は予算上限に達し次第終了する可能性があるため、早めの行動が重要です。振込までの実際の目安は「東京都 蓄電池補助金 いつまで」、電子申請の具体的な手順は「クールネット東京 蓄電池」で解説しています。

    なぜ毎年制度が変わるのか(年度更新型の背景)

    なぜ毎年制度が変わるのか(年度更新型の背景)

    東京都の蓄電池補助金は、単年度で完結する制度ではなく、令和5年度から令和11年度まで続く中長期の枠組みの中で、年度ごとに助成額や対象機器の要件が見直される「年度更新型」の制度です。国のZEH関連補助金の制度改定や、市場に流通する製品のアップデートに合わせて条件が調整されているとみられます。そのため、前年度の情報をそのまま参考にすると、金額や条件を誤って認識してしまうリスクがあります。

    令和8年度に申請する際によくある疑問

    蓄電池パッケージ(新設)は蓄電容量1kWhあたり10万円、DR実証不参加時の上限は120万円/戸です。増設の場合は6万円/kWh、上限72万円/戸となります。

    助成額は「蓄電容量×助成単価」と「対象経費」を比較し、いずれか小さい方が採用される仕組みです。対象経費が計算上の助成額を下回る場合や、他の補助金と合算して対象経費の上限を超える場合は、減額されることがあります。

    SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)の登録製品一覧で確認できます。とくに令和8年10月1日以降に事前申込をする場合は、令和8年度の登録済製品一覧に該当しているかを必ず確認しましょう。

    まとめ:制度変更前の早期申請がおすすめ

    まとめ:制度変更前の早期申請がおすすめ

    令和8年度の東京都の蓄電池補助金は、前年度から助成単価が引き上げられた一方、10月1日以降はSIIの令和8年度登録済製品限定へと対象機器の要件が変わります。制度は年度ごとに内容が見直されるため、最新のスケジュールと要件を確認したうえで、余裕をもって申請を進めることが大切です。「300万円もらえる」といった誤解が気になる方は「東京都 蓄電池補助金 300万円」もあわせてご確認ください。

    ご自身の設置予定の蓄電池が対象機器に該当するか、実際の助成額がいくらになるか気になる方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    監修:星野 貴一
    監修:星野 貴一
    元パナソニック|住宅用の太陽光・蓄電池・オール電化の提案20年以上

    元パナソニックにて、太陽光発電・家庭用蓄電池・オール電化システムの販売・提案に20年以上従事。太陽光パネルの累計出荷枚数で全国No.1を達成し、社内表彰を受賞。住宅向けエネルギー設備の豊富な提案・現地調査・見積もり経験をもとに、太陽光発電・蓄電池・オール電化に関する記事を専門家として監修しています。

    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 東京都の蓄電池補助金|令和8年度の金額・条件・申請方法を徹底解説

    東京都の蓄電池補助金|令和8年度の金額・条件・申請方法を徹底解説

    補助金

    東京都の蓄電池補助金|令和8年度の金額・条件・申請方法を徹底解説

    公開 2026.07.15最新更新 2026.08.07監修:星野 貴一
    東京都の蓄電池補助金|令和8年度の金額・条件・申請方法を徹底解説

    「東京都の蓄電池補助金っていくらもらえるの?」「120万円も出るって聞いたけど、本当に怪しくないの?」。蓄電池の導入を検討し始めると、こうした疑問が次々と出てくるのではないでしょうか。

    東京都の蓄電池補助金は、令和8年度で蓄電容量1kWhあたり10万円、上限120万円/戸が助成される公的な制度です。ただし「300万円もらえる」といった情報も出回っており、正しい金額や申請の流れを理解しないまま進めると、思わぬ損をしてしまうこともあります。

    本記事では、令和8年度の最新の助成額から申請の流れ、よくある誤解まで詳しく解説します。ご自身の住宅条件に合った金額を知りたい方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    正しい金額を知って損せず活用 無料診断で実際の金額を見る → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    東京都の蓄電池補助金は令和8年度で1kWhあたり10万円、上限120万円/戸が助成される公的な制度です。導入前に押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

    • DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸
    • 「300万円」は太陽光・V2Hを含めた複数制度の合算値で、蓄電池単体の金額ではない
    • 事前申込の受理前に契約・着工すると原則対象外になる
    • 太陽光発電とのセット申請でさらにお得になる

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    東京都の蓄電池補助金とは?【結論:上限120万円/戸】

    東京都の蓄電池補助金とは?【結論:上限120万円/戸】

    東京都の蓄電池補助金は、家庭用蓄電池の設置費用に対して都が助成する制度です。令和8年度は蓄電容量1kWhあたり10万円が助成され、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸です。制度を正しく使うには、まず「誰が運営していて」「どの事業の一部なのか」を押さえておくことが重要です。

    実施主体はクール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)

    制度の窓口は東京都ではなく、公益財団法人東京都環境公社が運営する「クール・ネット東京」(東京都地球温暖化防止活動推進センター)です。事前申込や交付申請兼実績報告はすべてクール・ネット東京の電子申請フォームを通じて行い、審査や交付決定もクール・ネット東京が担います。制度の予算や要綱は東京都環境局が策定し、実務をクール・ネット東京が代行する二層構造になっている、と理解しておくと申請時の問い合わせ先で迷いません。

    上位事業「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」との関係

    蓄電池補助金は単独の制度ではなく、「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」という大きな枠組みの一部です。この上位事業には太陽光発電・断熱窓やドア・エコキュートなど複数の助成メニューが含まれており、蓄電池はそのうちの1つという位置づけです。令和8年度の予算約1,012億円はこの上位事業全体の総額であり、蓄電池単体だけの予算枠ではない点に注意してください。

    個人向け制度と事業者向け制度の違い

    「東京都の補助金で最大800万円もらえる」といった情報を見かけることがありますが、これは家庭向けの本制度とは別の「地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業」という事業者向け制度の話です。混同を防ぐために、両者の違いを整理します。

    項目家庭向け(本記事の制度)事業者向け(地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業)
    対象者個人(戸建て・集合住宅)中小企業等の事業者
    蓄電池の上限額120万円/戸(DR不参加時)単独設置で上限900万円(中小企業等)
    申請窓口クール・ネット東京クール・ネット東京(別要綱)

    個人が戸建て住宅に蓄電池を設置する場合は、この記事で解説する「家庭における蓄電池導入促進事業」が対象です。事業者向け制度とは要綱・様式ともに別物なので、検索や資料収集の際は取り違えないようにしましょう。

    令和8年度の助成額と計算方法

    令和8年度の助成額と計算方法

    令和8年度の蓄電池補助金は、新設か増設かによって助成単価と上限額が異なります。ここでは正確な計算方法まで解説します。

    蓄電池パッケージ(新設):10万円/kWh・上限120万円

    新たに蓄電池を設置する場合、蓄電容量1kWhあたり10万円が助成されます(助成対象経費の税抜金額が上限)。DR実証に参加しない場合の上限額は120万円/戸です。たとえば10kWhの蓄電池を設置すると、単純計算では100万円の助成となります。ただし助成額は「蓄電容量×10万円」と「対象経費」を比較し、いずれか小さい方が採用される点に注意してください。ご自宅の容量に当てはめた具体的な試算は「東京都 蓄電池補助金 計算」で確認できます。

    蓄電池ユニット増設:6万円/kWh・上限72万円

    すでに蓄電池を設置している家庭が容量を追加する「蓄電池ユニット増設」の場合は、単価が6万円/kWhに下がり、DR実証不参加時の上限は72万円/戸です。新設と増設では単価も上限額も異なるため、後付けで容量を増やしたい方は新設扱いとの金額差を事前に把握しておくとよいでしょう。

    DR実証参加でさらに加算される仕組み

    DR(デマンドレスポンス)実証に参加すると、上記の助成額に加算があります。エネルギーマネジメント機器やIoT関連機器を設置する場合は1台あたり15万円、設置しない場合は1台あたり10万円が加算されます。

    項目計算式
    対象経費蓄電池システム機器費+工事費+IoT機器費+IoT工事費-国等の他補助金
    助成額蓄電容量×10万円+DR実証参加10万円+(IoT機器設置台数×5万円)

    対象経費と助成額を比較し、いずれか小さい方が実際の助成額となります。なお、DR実証の上乗せを受けるには、交付申請兼実績報告の前にDR実証契約を締結しておく必要があります。契約のタイミングを誤ると上乗せが適用されなくなるため、DR実証への参加を検討している場合は施工業者と早めにスケジュールを確認しておきましょう。

    関連記事令和8年度の詳しい変更点は「東京都 蓄電池補助金 令和8年度」で解説しています。

    対象になる機器・住宅の条件

    対象になる機器・住宅の条件

    助成額だけでなく、「そもそも自分の住宅や検討している製品が対象になるか」を先に確認しておくことが重要です。

    SII登録機器であることが必須

    助成の対象となる蓄電池は、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が国の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」の登録製品として認定した機器に限られます。令和8年10月1日以降に事前申込をする場合、SIIの令和8年度登録済製品一覧に登録された機器のみが対象になるという変更点に注意が必要です(令和8年4月1日〜6月30日に契約締結または契約・工事完了した事業は対象外)。検討している蓄電池がSII登録機器かどうかは、契約前に必ず施工業者に確認するか、SIIの公表リストで照合しておきましょう。

    マンション・集合住宅でも申請できる?

    蓄電池補助金は戸建て住宅だけでなく、集合住宅(マンション)にお住まいの方も対象になり得ます。ただし集合住宅の場合は、太陽光発電と同様に電灯契約(電力契約)ごとに事前申込が必要になるほか、共用部設置か専有部(各戸のバルコニーなど)設置かによって管理組合の合意形成が必要になるケースがあります。分譲マンションで個人が設置を検討する場合は、まず管理組合や管理会社に設置可否を確認したうえで申請準備を進めることをおすすめします。集合住宅特有の条件は「東京都 蓄電池補助金 マンション」で詳しく整理しています。

    申請の流れと「いつまで」申請できるか

    申請の流れと「いつまで」申請できるか

    蓄電池補助金を活用するうえで最も誤解されやすいのが「申請のタイミング」です。

    ①事前申込→②契約・工事→③交付申請兼実績報告→④振込

    申請は次の4ステップで進みます。

    ステップ内容
    ①事前申込認証用メールアドレス登録後、見積書を添えて電子申請。受付番号を取得
    ②契約・工事事前申込の受理後に契約・着工。受理前の契約は原則対象外
    ③交付申請兼実績報告工事完了後、設置内容や領収書などを添えて申請
    ④振込審査・交付決定を経て指定口座へ入金

    令和8年度は事前申込が5月29日、交付申請兼実績報告が6月30日にそれぞれ受付を開始しています。電子申請フォームの具体的な入力手順は「クールネット東京 蓄電池」で画面に沿って解説しています。とくに注意したいのは②の順序で、事前申込が受理される前に契約や工事に着手すると、原則として助成対象外になってしまいます。施工業者に発注する前に、必ず事前申込の受理を確認しましょう。

    事業自体は中長期だが受付枠は予算上限次第で早期終了する

    蓄電池補助金の対象機器設置期限は令和11年3月30日までとされており、制度そのものは中長期にわたって継続します。ただし、これは「いつでも申請できる」という意味ではありません。年度ごとの予算には上限があり、申込が集中すれば年度途中でも受付が終了する可能性があります。「事業自体は長く続くが、年度内の受付枠には限りがある」という二重構造を理解しておくことが、申請のタイミングを見誤らないポイントです。過去の受付終了の実績は「蓄電池補助金 打ち切り」もあわせてご確認ください。

    補助金はいつ振り込まれる?

    振込時期については、公式の目安と実際の体感にズレが生じやすい部分です。一般的には交付申請兼実績報告の提出から2〜4か月程度とされていますが、申請が集中する時期は審査に時間がかかり、体感としてはさらに長くなるケースもあります。

    関連記事申請期限と振込タイミングは「東京都 蓄電池補助金 いつまで」でさらに詳しく解説しています。

    令和6年度・7年度からの金額の推移

    令和6年度・7年度からの金額の推移

    蓄電池補助金は年度ごとに助成内容が見直される「年度更新型」の制度です。

    助成額はどう変わってきたか(簡易比較表)

    公式に確認できた範囲で、直近年度の蓄電池パッケージ(新設)の単価を比較すると次のとおりです。

    年度蓄電容量あたりの助成額DR実証参加時の加算
    令和7年度8万円/kWh10万円加算(上限あり)
    令和8年度10万円/kWhIoT機器設置ありで15万円、なしで10万円加算

    令和8年度は前年度の8万円/kWhから10万円/kWhへ増額されており、同じ容量の蓄電池を設置する場合でも受け取れる助成額が大きくなっています。なお、令和6年度以前の単価については公式サイト上で本記事作成時点において明確な単価表記が確認できなかったため、正確な金額は年度ごとの実施要綱PDFで直接ご確認ください。

    8万円/kWh 令和7年度 10万円/kWh 令和8年度

    蓄電池パッケージ(新設)の助成単価の推移

    「300万円もらえる」は本当?よくある誤解を解説

    「300万円もらえる」は本当?よくある誤解を解説

    蓄電池単体の上限は120万円、300万円は複数制度の合算値

    結論からいうと、蓄電池単体で受け取れる助成額の上限は120万円/戸(DR実証不参加時)です。300万円という数字は、蓄電池だけの金額ではなく、太陽光発電・蓄電池・V2Hといった複数の制度をすべて併用し、フル装備で導入した場合に理論上到達しうる合算値を指しているケースがほとんどです。

    120万円 蓄電池単体 約300万円 太陽光+蓄電池+V2H (フル装備・理論値)

    蓄電池単体の上限額と、複数制度を組み合わせた場合の理論上の合算値の比較

    関連記事「300万円」の内訳をさらに検証した記事は「東京都 蓄電池補助金 300万円」です。

    「東京都の蓄電池補助金は怪しい」と言われる理由

    「東京都の蓄電池補助金は怪しい」と言われる理由

    制度自体は公的なもの。不安の正体は営業トークとの混同

    東京都の蓄電池補助金は、東京都環境局が予算を策定し、公益財団法人東京都環境公社(クール・ネット東京)が運営する公的な制度です。実施要綱・交付要綱はすべて公式サイトで公開されており、申請もクール・ネット東京の電子申請フォームを通じて行うため、制度そのものに詐欺的な要素はありません。それでも不安が残る方は「東京都 蓄電池補助金 怪しい」で誤解が生まれる背景も確認できます。

    中立な立場で確認するポイント

    • 制度の正しい金額を知る:クール・ネット東京の公式サイトで実施要綱・交付要綱を確認する
    • 提示された見積もりが補助金適用前か後か:総額(補助金適用前)を必ず確認する
    • 業者の説明にメリットしかないか:デメリットやリスクも説明してくれるか確認する
    • 極端に急かされていないか:「今日だけ」「今すぐ契約」を求める提案は一度持ち帰る

    すでに営業を受けている場合は、「補助金営業 怪しい業者」の見分け方や、「蓄電池 訪問販売 断り方」もあわせてご覧ください。

    蓄電池は何年で元が取れる?導入判断の目安

    蓄電池は何年で元が取れる?導入判断の目安

    電気代削減効果とのバランスで考える

    蓄電池の投資回収年数は、初期費用(補助金適用後の実質負担額)、電気代の削減効果、電力プランや電気の使い方によって変わるため、一概に「何年」と断定することはできません。「実質負担額 ÷ 年間の電気代削減額」がおおよその回収年数の目安になります。①電気代削減効果、②停電時の安心感、③補助金による初期費用の圧縮、という3つの観点を総合して検討することをおすすめします。

    関連記事回収年数の考え方は「蓄電池 何年で元が取れる」でさらに詳しく解説しています。

    太陽光発電とセットで申請するメリット

    太陽光発電とセットで申請するメリット

    太陽光の助成額(既存住宅15万円/kW〜)とあわせた総額シミュレーション例

    東京都の太陽光発電導入促進事業では、既存住宅の場合3.75kW以下で15万円/kW(上限45万円)、3.75kW超は12万円/kWの助成が受けられます。申請条件を含めた全体像は「東京都 太陽光 補助金」で解説しています。太陽光と蓄電池をセットで導入した場合の概算を見てみましょう。

    設置内容助成額の目安
    太陽光発電(既存住宅・4kW)3.75kW×15万円+0.25kW×12万円=約59.25万円(対象経費が上限)
    蓄電池(10kWh・DR不参加)10kWh×10万円=100万円
    合計約159万円

    太陽光と蓄電池を同時に導入するメリットは金額面だけではありません。太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めて夜間に使う「自家消費」の効率が高まることで、電気代削減効果そのものが大きくなります

    区市町村独自の補助金は併用できる?

    区市町村独自の補助金は併用できる?

    23区・多摩地域で独自補助を実施している自治体の例

    23区では葛飾区・品川区・北区・杉並区・荒川区・豊島区などが、蓄電池を対象とした独自の助成メニューを持っています。一例を挙げると、葛飾区の「かつしかエコ助成金」では個人住宅向けに蓄電池の対象経費の1/4(上限20万円)が助成され、太陽光発電と同時に設置した場合はさらに5万円が加算されます。ただし葛飾区の蓄電池補助は太陽光発電との同時申込・同時設置が条件であり、蓄電池単独では対象外となる点に注意が必要です。品川区の「しながわゼロカーボンアクション助成」では蓄電池1kWhあたり3万円(上限30万円)が助成され、太陽光と別々に単独導入する場合でも申請できます。

    関連記事お住まいの区市の制度は個別記事で解説しています。

    併用時の注意点

    区市町村の補助金を利用する際に必ず確認しておきたいのが、都・国の補助金との併用可否です。自治体によって条件が異なるため、契約前に必ず区市町村の窓口へ確認しましょう。東京都以外も含めて比較したい場合は「蓄電池補助金 一覧 関東」で横断的に確認できます。

    東京都の蓄電池補助金に関するよくある質問

    家庭における蓄電池導入促進事業の助成対象者は「助成対象機器の所有者」であり、個人であれば個人事業主かどうかは基本的に問われません。ただし、賃貸住宅の場合は建物の所有者ではなく入居者が任意に蓄電池を設置できるケースは限られるため、賃貸にお住まいの方は物件のオーナーや管理会社との調整が前提になります。

    太陽光発電システムについては、機器を都内の住宅で使用するものと直接契約し貸与する事業者(機器貸与者や電力販売事業者)も助成対象者に含まれており、リースやPPA(電力販売契約)による設置でも対象になり得ます。蓄電池についても同様の枠組みが用意されている場合がありますが、リース契約特有の書類が必要になる点は事前に施工業者や販売会社に確認しておくとよいでしょう。

    はい、東京都の制度とは別に、国の補助金制度も存在します。蓄電池については一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が窓口となる補助事業があり、東京都の助成対象機器の要件自体も「SIIの登録機器であること」を前提としています。都と国の補助金は制度としては別物なので、それぞれ個別に手続きが必要です。国の制度の詳細は「蓄電池 補助金 国」で解説しています。

    まとめ:東京都の蓄電池補助金を賢く活用するには

    まとめ:東京都の蓄電池補助金を賢く活用するには

    東京都の蓄電池補助金は、令和8年度は蓄電容量1kWhあたり10万円、DR実証不参加時で上限120万円/戸が助成される公的な制度です。「怪しい」「300万円もらえる」といった情報が飛び交いがちですが、制度自体はクール・ネット東京が運営する透明性の高いものであり、不安の多くは営業トークとの混同や金額の誤解から生まれています。

    申請の順序(事前申込→契約・工事)を誤ると助成対象外になってしまうため、契約前に必ず受理状況を確認しながら進めることが失敗しないポイントです。ご自身の住宅条件や電気の使い方に合った容量・メーカー選びに迷う場合は、複数メーカーを中立に比較できる無料診断のご相談もあわせてご検討ください。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    監修:星野 貴一
    監修:星野 貴一
    元パナソニック|住宅用の太陽光・蓄電池・オール電化の提案20年以上

    元パナソニックにて、太陽光発電・家庭用蓄電池・オール電化システムの販売・提案に20年以上従事。太陽光パネルの累計出荷枚数で全国No.1を達成し、社内表彰を受賞。住宅向けエネルギー設備の豊富な提案・現地調査・見積もり経験をもとに、太陽光発電・蓄電池・オール電化に関する記事を専門家として監修しています。

    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 東京都の蓄電池補助金はいつまで?入金・振込までの期間と予算が尽きる前に知るべきことを解説

    東京都の蓄電池補助金はいつまで?入金・振込までの期間と予算が尽きる前に知るべきことを解説

    蓄電池

    東京都の蓄電池補助金はいつまで?入金・振込までの期間と予算が尽きる前に知るべきことを解説

    公開 2026.07.15最新更新 2026.08.07監修:星野 貴一
    東京都の蓄電池補助金はいつまで?振込までの期間もわかりやすく解説

    「東京都の蓄電池補助金って、いつまでに申請すればいいの?」「工事は終わったのに、補助金がなかなか振り込まれない」。蓄電池の導入を進めるなかで、こうした不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

    東京都の蓄電池補助金は制度自体が終わるわけではありませんが、年度ごとの受付枠には限りがあり、予算に達すれば年度途中でも締め切られます。また振込時期についても、公式の目安と実際の体感には差があるのが実情です。

    本記事では、令和8年度の受付スケジュールから振込までの実際の期間、資金計画の立て方まで詳しく解説します。ご自身の申請スケジュールに不安がある方は、無料診断で中立な立場からのアドバイスもぜひご活用ください。

    振込までの資金計画も相談できる 無料診断で申請スケジュールを相談 → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    東京都の蓄電池補助金は制度自体は令和11年3月まで継続しますが、年度ごとの受付枠は予算上限次第で早期終了します。振込は以下の2つの目安を押さえておきましょう。

    • 公式ベースの目安:交付申請兼実績報告の提出から2〜4か月程度
    • 現場の体感:申請集中期には工事完了から1年前後かかることも
    • 令和8年度の事前申込は5月29日、交付申請兼実績報告は6月30日開始
    • 振込までの資金計画は「つなぎ融資+繰り上げ返済」も選択肢

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    結論:東京都の蓄電池補助金の受付は予算上限次第、事業自体は令和11年3月まで

    結論:東京都の蓄電池補助金の受付は予算上限次第、事業自体は令和11年3月まで

    東京都の蓄電池補助金は、対象機器の設置期限が令和11年3月30日までとされている中長期の制度です。ただし、これは「いつでも申請できる」という意味ではなく、年度ごとの予算に達すれば受付は早期終了します。制度全体の助成額や条件は「東京都 蓄電池補助金」でまとめて解説しています。

    令和8年度の事前申込・交付申請スケジュール

    令和8年度は、事前申込が5月29日、交付申請兼実績報告が6月30日にそれぞれ受付を開始しています。事前申込を行い受付番号を取得したうえで契約・工事に進み、工事完了後に交付申請兼実績報告を提出するという流れです。年度が変わるたびにこれらの開始時期は見直されるため、その年度の最新スケジュールを確認する習慣が大切です。令和8年度の制度変更点は「東京都 蓄電池補助金 令和8年度」で詳しく解説しています。

    「常設」だが早い者勝ちという構造を理解する

    制度自体は令和11年3月まで続く中長期事業ですが、年度ごとの予算枠には上限があります。申込が集中すれば、年度の途中であっても受付が終了する可能性があるという点が、この制度のわかりにくさの正体です。「事業は長く続くが、その年度に使える枠は早い者勝ち」という二重構造を理解しておくと、申請のタイミングを見誤りにくくなります。過去の受付終了の実績は「蓄電池補助金 打ち切り」もあわせてご確認ください。

    令和6年度・7年度との受付ペースの違い

    令和6年度・7年度との受付ペースの違い

    過去の年度と比較すると、受付のペース感がより具体的にイメージできます。

    過去2年間の受付終了時期の推移

    年度によって受付開始・終了のタイミングは異なり、予算消化のスピードも申込件数によって変動します。特定の年度に「いつ終了したか」を確認したい場合は、その年度の実施要綱や更新情報のページで確認するのが確実です。目安として、人気の高い年度では夏から秋にかけて予算に達するケースも見られます。

    令和8年度は予算1,012億円で余裕があるのか

    令和8年度は上位事業全体で予算約1,012億円と、前年度(702億円)から約44%増額されています。予算規模が拡大した分、受付枠にも一定の余裕は見込めますが、太陽光パネル設置義務化などを背景に申込件数自体も増えている可能性があるため、早めに動くに越したことはありません。

    東京都の蓄電池補助金はいつ振り込まれる?公式の目安

    東京都の蓄電池補助金はいつ振り込まれる?公式の目安

    振込時期は、多くの方が気にするポイントです。

    実績報告提出から交付決定まで1〜2か月

    交付申請兼実績報告を提出すると、まず書類の審査が行われます。一般的な目安として、この審査には1〜2か月程度かかるとされています。書類に不備があると、この期間がさらに延びる点に注意が必要です。

    交付決定通知から振込まで1か月程度

    審査を通過すると交付決定通知が届き、そこからさらに1か月程度で指定口座への振込が行われるのが標準的な流れです。合計すると、交付申請兼実績報告の提出から振込までは、公式ベースの目安でおよそ2〜4か月程度と見ておくとよいでしょう。

    現場で実際に言われている振込スピード

    現場で実際に言われている振込スピード

    一方で、施工の現場からは異なる声も聞かれます。

    申請集中で1年前後かかったという声も

    申請件数の多さから、クール・ネット東京の対応が追いつかず、実際に補助金が振り込まれるのは工事完了後からさらに1年後くらいが当たり前になっているという施工会社側の指摘もあります。公式の目安である2〜4か月と比べるとかなりの開きがあり、この乖離こそが「いつ振り込まれるのか分からず不安」という検索意図の核心といえます。

    なぜ公式目安と体感にズレが生まれるのか

    ズレが生まれる主な要因は、申請の集中です。とくに人気の高い時期は審査待ちの件数が積み上がり、1件あたりの処理にかかる時間が延びてしまいます。また、書類の不備による差し戻しが発生すると、そのたびに審査が振り出しに戻るため、体感的な待ち時間はさらに長くなります。公式の目安はあくまで最短ケースと捉え、余裕を持ったスケジュールで資金計画を立てることが現実的です。

    振込を早めるためにできること

    振込を早めるためにできること

    振込までの期間を少しでも短くするために、申請者側でできる工夫もあります。

    事前申込は受付開始直後に行う

    受付開始直後は申請の集中度が比較的低いため、審査の混雑を避けやすくなります。工事のスケジュールが固まったら、できるだけ早いタイミングで事前申込を済ませておきましょう。

    書類不備を防ぐチェックポイント

    • 見積書:契約内容と金額の内訳が一致しているか
    • 領収書・型番が確認できる書類:SII登録機器と一致しているか
    • 設置後の写真:指定された枚数・アングルで撮影されているか
    • 記載内容の齟齬:契約者・申請者・振込口座の名義が同一か

    差し戻しによる遅延を防ぐには、提出前のチェックが重要です。不明点があれば、提出前に施工業者や事務局に確認することをおすすめします。

    振込までの資金計画の立て方

    振込までの資金計画の立て方

    補助金の入金を前提に資金計画を立てる場合は、タイムラグを見込んでおく必要があります。

    つなぎ融資・分割払いという選択肢

    補助金の入金までに時間がかかることを見越して、一旦ローンや分割払いで工事費を支払い、補助金が振り込まれた段階で繰り上げ返済に充てるという進め方も一般的です。施工業者によっては、こうした資金計画の相談に対応しているところもあります。

    補助金入金後に繰り上げ返済する流れ

    繰り上げ返済を前提にする場合は、契約時にその旨をローン会社や施工業者に伝えておくとスムーズです。振込時期が読みにくい制度だからこそ、「補助金が入るまでの間、無理のない支払い方法にしておく」という視点で契約を検討することが大切です。

    振込が遅れている・確認したいときの対処法

    振込が遅れている・確認したいときの対処法

    想定より振込が遅れていると感じたときの確認方法も押さえておきましょう。

    申請状況確認画面の使い方

    クール・ネット東京では、事前申込受付番号を使って申請状況を確認できる画面が用意されています。審査の進捗を大まかに把握したい場合は、この画面を活用しましょう。電子申請の具体的な手順は「クールネット東京 蓄電池」で画面に沿って解説しています。

    問い合わせ先と確認できないこと

    なお、提出書類の到着日や審査の詳細な進捗状況、審査結果そのものについては、問い合わせても回答が得られないケースが一般的です。手続きを代行業者に依頼している場合は、受付番号の問い合わせも含めて、まず代行業者に確認するのが基本的な流れです。

    東京都の蓄電池補助金に関するよくある質問

    クール・ネット東京の「申請状況確認」画面で、事前申込受付番号をもとに大まかな状況を確認できます。ただし、詳細な進捗については問い合わせても回答されない点に留意してください。

    助成額は「蓄電容量×助成単価」と「対象経費」を比較し、いずれか小さい方が採用される仕組みです。対象経費が計算上の助成額を下回る場合や、他の補助金と合算して対象経費を超える場合は、その分が減額されることがあります。具体的な計算方法は「東京都 蓄電池補助金 計算」で確認できます。

    初期費用や電気代削減効果、電力プランによって異なるため一概には言えませんが、「実質負担額 ÷ 年間の電気代削減額」がおおよその目安になります。詳しい考え方は「蓄電池 何年で元が取れる」で解説しています。

    まとめ:早めの申請と余裕を持った資金計画がカギ

    まとめ:早めの申請と余裕を持った資金計画がカギ

    東京都の蓄電池補助金は、制度自体は令和11年3月まで続く中長期事業ですが、年度ごとの受付枠は予算上限次第で早期終了する可能性があります。振込時期についても、公式の目安は2〜4か月程度ですが、申請集中期には1年近くかかったという声もあり、両方を踏まえた資金計画を立てておくことが安心につながります。

    ご自身の設置プランでどのくらいの助成額・自己負担額になるか気になる方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    監修:星野 貴一
    監修:星野 貴一
    元パナソニック|住宅用の太陽光・蓄電池・オール電化の提案20年以上

    元パナソニックにて、太陽光発電・家庭用蓄電池・オール電化システムの販売・提案に20年以上従事。太陽光パネルの累計出荷枚数で全国No.1を達成し、社内表彰を受賞。住宅向けエネルギー設備の豊富な提案・現地調査・見積もり経験をもとに、太陽光発電・蓄電池・オール電化に関する記事を専門家として監修しています。

    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。

  • 東京都の蓄電池補助金は300万円もらえる?金額の真相と実際のシミュレーション

    東京都の蓄電池補助金は300万円もらえる?金額の真相と実際のシミュレーション

    蓄電池

    東京都の蓄電池補助金は300万円もらえる?金額の真相と実際のシミュレーション

    公開 2026.07.15最新更新 2026.08.07監修:星野 貴一
    東京都の蓄電池補助金は300万円もらえる?金額の真相と実際のシミュレーション

    「東京都の蓄電池補助金は300万円もらえるらしい」という話を聞いて、期待して調べ始めた方も多いのではないでしょうか。実際にどこまで本当なのか、正確な金額とあわせて解説します。

    結論からお伝えすると、東京都の蓄電池補助金は制度として実在する公的な助成金であり、金額の桁が誇張された怪しい話ではありません。ただし「300万円」という数字がそのまま蓄電池だけに使えるわけではない点には注意が必要です。

    本記事では、300万円という数字の正体から、実際の世帯パターン別シミュレーション、業者選びで注意すべきポイントまで詳しく解説します。提示された金額が正しいか気になる方は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    その金額、単体か合算か確認しよう 無料診断で正確な金額を見る → カンタン30秒・最大5社を中立比較/営業電話なし
    結論

    東京都の蓄電池補助金は蓄電池単体では上限120万円/戸が正しい金額です。「300万円」は複数制度の合算値であり、以下のポイントを押さえておきましょう。

    • 蓄電池単体:10万円/kWh・上限120万円/戸
    • 300万円は太陽光+蓄電池+V2Hをフル装備した場合の理論上の合算値
    • 太陽光+蓄電池セット(5kW+10kWh)で約171万円が目安
    • 見積もりが単体か合算かを必ず確認する

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!

    結論:蓄電池単体の上限は120万円。300万円は複数制度の合算値

    結論:蓄電池単体の上限は120万円。300万円は複数制度の合算値

    東京都の蓄電池補助金(家庭における蓄電池導入促進事業)は、令和8年度で蓄電容量1kWhあたり10万円、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸です。「300万円」という数字は、蓄電池単体の金額ではありません。制度の全体像は「東京都 蓄電池補助金」でまとめて解説しています。

    「300万円」の噂が広がった背景

    太陽光発電・蓄電池・V2Hをすべて組み合わせてフル装備で導入した場合、合計の助成額が理論上300万円規模に達する可能性があるという試算が、一部の比較サイトなどで紹介されています。これが独り歩きし、「東京都の蓄電池補助金=300万円」という誤解につながっているとみられます。

    なぜ300万円という数字が出回っているのか

    なぜ300万円という数字が出回っているのか

    複数の制度を足し合わせた場合の金額であることを理解しておくと、誤解を防げます。

    太陽光+蓄電池+V2Hのフル装備ケース

    太陽光発電(既存住宅)、蓄電池、V2H(電気自動車を蓄電池代わりに使う設備)をすべて同時に導入すると、それぞれの制度の助成額を合算できます。設置容量が大きい世帯ほど合計額は大きくなり、条件次第では200万円台後半〜300万円規模に達する試算も存在します。ただし、これはあくまで大容量のフル装備を前提とした理論上の上限値であり、多くの一般家庭の導入プランに当てはまる金額ではありません。

    SNS・営業トークで数字が独り歩きするパターン

    「最大300万円」という表現は、本来「複数の制度を組み合わせた場合の理論上の最大値」という条件付きの数字です。しかし条件部分が省略されたまま拡散されると、「蓄電池を入れれば300万円もらえる」という誤解に変わってしまいます。営業トークの中でこの数字だけが強調されるケースもあるため、具体的な内訳を必ず確認する姿勢が大切です。

    東京都の蓄電池補助金の正しい上限額

    東京都の蓄電池補助金の正しい上限額

    まずは蓄電池単体の正確な金額を押さえておきましょう。

    蓄電池パッケージ:10万円/kWh・上限120万円

    新設の蓄電池パッケージは、蓄電容量1kWhあたり10万円が助成され、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸です。対象経費と助成額の計算式を比較し、いずれか小さい方が採用されます。

    DR実証参加時の加算ルール

    DR(デマンドレスポンス)実証に参加すると、エネルギーマネジメント機器やIoT関連機器を設置する場合は1台あたり15万円、設置しない場合は1台あたり10万円が加算されます。それでも、蓄電池単体の助成額が300万円に届くことはありません。令和8年度の詳しい変更点は「東京都 蓄電池補助金 令和8年度」で解説しています。

    世帯パターン別・実際にいくらもらえるかシミュレーション

    世帯パターン別・実際にいくらもらえるかシミュレーション

    具体的な世帯パターンで、実際にどのくらいの助成額になるかを見てみましょう。ご自宅の容量に当てはめた試算は「東京都 蓄電池補助金 計算」でも確認できます。

    蓄電池単体(10kWh)の場合

    10kWhの蓄電池を新設する場合、10kWh×10万円=100万円が助成額の目安です(上限120万円の範囲内)。

    太陽光(5kW)+蓄電池セットの場合

    既存住宅に太陽光発電5kW(3.75kW以下は15万円/kW、超過分は12万円/kW)と蓄電池10kWhをセットで導入した場合の目安です。太陽光の制度全体については「東京都 太陽光 補助金」で解説しています。

    設置内容助成額の目安
    太陽光発電(既存住宅・5kW)3.75kW×15万円+1.25kW×12万円=約71.25万円
    蓄電池(10kWh・DR不参加)10kWh×10万円=100万円
    合計約171.25万円

    太陽光+蓄電池+V2Hフル装備の場合

    さらにV2H(電気自動車の蓄電池としての活用設備)を加えると、合計額はさらに上がります。V2Hの助成額は制度・要件によって上限が異なるため、正確な金額は個別の見積もりで確認が必要ですが、太陽光・蓄電池・V2Hをすべて組み合わせた場合、合計で200万円台〜300万円規模に達するケースがあるのは事実です。ただし、これは大容量のフル装備を前提とした試算である点を踏まえておきましょう。

    自己負担額はどれくらいになる?

    自己負担額はどれくらいになる?

    補助金を差し引いた実質的な負担額も確認しておきましょう。

    蓄電池の相場(100万〜250万円)と補助金適用後の目安

    家庭用蓄電池の価格は、工事費込みで一般的に100万円〜250万円程度が目安とされています。10kWhクラスの蓄電池(本体・工事費込みでおよそ150万〜200万円)に100万円の補助金が適用されると、自己負担額はおよそ50万〜100万円程度に圧縮される計算です。ただし価格はメーカーや施工内容によって幅があるため、複数社の見積もりを比較したうえで判断することをおすすめします。回収年数の考え方は「蓄電池 何年で元が取れる」で解説しています。

    「蓄電池補助金は怪しい」と言われる理由

    「蓄電池補助金は怪しい」と言われる理由

    金額の誤解と合わせて、「怪しい」という声が出る背景も押さえておきましょう。詳しい背景は「東京都 蓄電池補助金 怪しい」でも解説しています。

    過大な金額を提示する業者の手口

    一部の業者では、「最大300万円」といった条件を省略した数字を前面に出し、実際には該当しない大きな金額を期待させる営業トークが見られることがあります。契約を急がせる、補助金適用後の金額だけを強調するといった手法にも注意が必要です。

    中立な立場で確認するポイント

    見積もりに記載された金額が、蓄電池単体の助成額なのか、複数制度を合算した金額なのかを必ず確認しましょう。制度の正しい上限額を知ったうえで、業者から提示された数字の根拠を確認する習慣が、誤解やトラブルを避ける近道です。

    マンション・集合住宅の場合の金額は変わる?

    マンション・集合住宅の場合の金額は変わる?

    集合住宅にお住まいの場合も、基本的な助成額の計算方法は戸建てと同じです。蓄電容量1kWhあたり10万円、上限120万円/戸という基準は共通ですが、電灯契約(電力契約)ごとに事前申込が必要な点や、共用部・専有部の設置場所によって管理組合との合意形成が必要になる点は戸建てとは異なります。マンションでの導入を検討している場合は、まず管理組合や管理会社に確認したうえで、助成額のシミュレーションを進めるとよいでしょう。集合住宅特有の条件は「東京都 蓄電池補助金 マンション」で詳しく整理しています。

    よくある質問

    助成額には上限があるため、大容量の蓄電池を導入しても自己負担額がゼロになるわけではありません。また、事前申込の受理前に契約・着工すると原則対象外になる、SII登録機器以外は対象外になるといった条件があるため、事前の確認を怠ると助成が受けられないリスクがあります。

    初期費用(補助金適用後の実質負担額)や電気代削減効果、電力プランによって異なるため一概には言えませんが、「実質負担額 ÷ 年間の電気代削減額」がおおよその目安になります。

    一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)の登録製品一覧で確認できます。令和8年10月1日以降に事前申込をする場合は、SIIの令和8年度登録済製品一覧に登録された機器のみが対象になるため、契約前に必ず確認しましょう。

    まとめ:金額の根拠を業者に確認しよう

    まとめ:金額の根拠を業者に確認しよう

    東京都の蓄電池補助金は、蓄電池単体では上限120万円/戸が正しい金額です。「300万円」という数字は、太陽光発電・蓄電池・V2Hをすべて組み合わせたフル装備の理論上の合算値であり、蓄電池だけを検討している方がそのまま受け取れる金額ではありません。申請のスケジュールが気になる方は「東京都 蓄電池補助金 いつまで」もあわせてご確認ください。

    提示された見積もりの金額がどの制度に基づくものか分からない場合は、無料診断で中立な立場からのシミュレーションもぜひご活用ください。

    見積りを希望する製品を選択してください

    ⌂ 一戸建て住宅向け

    カンタン30秒
    完全無料
    相談し放題
    見積もり診断スタート!
    監修:星野 貴一
    監修:星野 貴一
    元パナソニック|住宅用の太陽光・蓄電池・オール電化の提案20年以上

    元パナソニックにて、太陽光発電・家庭用蓄電池・オール電化システムの販売・提案に20年以上従事。太陽光パネルの累計出荷枚数で全国No.1を達成し、社内表彰を受賞。住宅向けエネルギー設備の豊富な提案・現地調査・見積もり経験をもとに、太陽光発電・蓄電池・オール電化に関する記事を専門家として監修しています。

    東京・関東 限定/無料

    その見積もり、中立な目で診断します。

    割高な項目・過剰な容量・補助金の取りこぼしまで無料でチェック。