埼玉県の太陽光補助金は2026年度分の受付が終了|今から使える制度と来年度の備え

「埼玉県の太陽光補助金、まだ申請できるだろうか」。この記事にたどり着いた方の多くが、そう思って検索しているはずです。
結論から先にお伝えすると、2026年度の県の枠はすでに終了しています。この事実を隠さずお伝えしたうえで、今から使える制度と、来年度に向けてできる準備を整理しました。私たちネクスト電気では、こうした受付状況の変化を踏まえた現実的な導入プランを無料でご提案しています。まずは今から使える選択肢を確認していきましょう。
先に要点を整理すると、次の5点がこの記事の結論です。
- 埼玉県の太陽光補助金(1kWあたり7万円・上限35万円)は2026年5月27日に受付を終了しました
- 受付開始からわずか9日で予算額に到達しています
- 蓄電池とエネファームは引き続き受付中です
- 市町村によってはまだ太陽光の補助金を利用できる可能性があります
- 来年度に向けて、あんしん認定事業者を早めに見つけておくことが重要です
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埼玉県の太陽光補助金は2026年5月27日に受付を終了した
「埼玉県 太陽光 補助金」と検索している方の多くは、まだ申請できると考えているかもしれません。
しかし2026年度の埼玉県の太陽光補助金は、2026年5月18日に受付を開始し、2026年5月27日午前9時30分の時点で申請額が予算額に達し、太陽光発電設備と太陽熱利用システムの受付を終了しています。受付開始からわずか9日での終了でした。(出典:埼玉県公式サイト「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」お知らせ欄)
正直にお伝えすると、2026年7月31日時点でこの制度から新たに太陽光の補助を受けることはできません。
受付開始から9日で予算に到達した経緯
わずか9日という短さは、事前の想定を大きく超えるペースでした。実際の経過を時系列で振り返ると、次のとおりです。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 5月18日 | 受付開始 |
| 5月27日 9:30 | 太陽光発電設備・太陽熱利用システムが予算額に到達、受付終了 |
| 7月31日時点 | 蓄電池・エネファームは受付継続中 |
このペースを踏まえると、来年度も同様に受付開始から1〜2週間程度で枠が埋まる可能性が高いと考えられます。
蓄電池とエネファームは引き続き受付中
一方、蓄電池とエネファームについては受付が継続しています。
太陽光の導入自体を諦める必要はなく、選択肢を蓄電池単体やほかの制度に切り替えて検討する余地があります。蓄電池側の詳しい状況は関連記事「「埼玉県の蓄電池補助金は1件10万円」」で解説しています。
終了した埼玉県の太陽光補助金の内容|来年度の目安として
来年度以降の参考として、補助額、FIT要件、自家消費要件の3点を記録しておきます。
補助額は1kWあたり7万円・上限35万円
交付団体は埼玉県、補助額は太陽電池の発電出力1kWあたり7万円、上限は35万円でした。(出典:埼玉県公式サイト「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」交付団体、補助対象設備及び補助金額)
FIT認定を受けないことが条件だった
太陽光発電設備は系統連系を行って使用するものとされ、固定価格買取制度(FIT)の認定を受けないことが条件でした。
これは神奈川県がFIT活用を認めているのとは対照的な設計です。
発電量の30パーセント以上を自家消費すること
さらに、発電した電力の30パーセント以上を自家消費することも条件とされていました。
売電よりも自家消費を重視する制度設計だったといえます。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 1kWあたり7万円・上限35万円 |
| FIT認定 | 受けないことが条件 |
| 自家消費率 | 30パーセント以上 |
| 対象住宅 | 既存住宅のみ(新築不可) |
| 契約日 | 令和8年4月1日以降 |
埼玉県の太陽光補助金がFITを認めない理由と、その損得
なぜ埼玉県はFITの認定を条件から除外しているのでしょうか。この制度は「家庭部門の脱炭素化」と「エネルギーレジリエンスの確保」を目的として設計されており、発電した電気をその場で使い切る自家消費型の導入を促す狙いがあると考えられます。
これは、売電収入を重視したい方にとっては一長一短です。FIT認定を受けて売電単価を確保したい場合は、この補助金の対象から外れることを受け入れる必要があります。逆に、電気代の削減を重視し、自宅で使う電力の多くを太陽光でまかないたい方にとっては、この制度の設計と方向性が一致します。
導入の目的によって、この補助金を使うべきかどうかの判断が分かれる点は覚えておいてください。この判断を誤ると、せっかく設置した太陽光の恩恵を十分に受けられないまま契約してしまうことになりかねません。
埼玉県内の市町村なら太陽光補助金がまだ使える可能性がある
県の枠が終了していても、市町村独自の制度が別に用意されている場合があります。まずは一覧、続いて併用ルールを確認しましょう。蓄電池側の詳しい状況は関連記事「「埼玉県の蓄電池補助金は1件10万円」」の市町村一覧もあわせてご覧ください。
主要市町村の受付状況一覧
自治体ごとの補助額と受付状況をまとめると、次のとおりです。同じ埼玉県内でも、川口市のように先着順で今も動いている自治体もあれば、越谷市のように前期が終了し後期を待つ自治体もあり、状況は一様ではありません。
| 自治体 | 太陽光補助額 | 受付方式・状況 |
|---|---|---|
| さいたま市 | 実施していない | 共同購入事業「みんなのおうちに太陽光」のみ |
| 川口市 | 市内業者利用で上限16万円、市外業者で上限8万円 | 先着順、令和8年5月11日〜予算到達まで |
| 川越市 | 3万円(定額、蓄電池等との同時設置必須) | 抽選制、前期は令和8年9月1日〜24日 |
| 越谷市 | 上限8万円(市内業者で10万円) | 前期終了、後期は10月5日〜16日 |
| 所沢市 | 非FIT10万円/kW上限50万円、FIT型3万円/kW上限15万円 | 年4期制・先着順 |
| 熊谷市 | 2万円/kW程度(上限あり) | 「クマPAY」で交付、先着順 |
| 深谷市 | 機器ごとに設定 | 先着順 |
(出典:さいたま市・川口市・川越市・越谷市・所沢市・熊谷市・深谷市 各公式サイト、2026年7月時点の公表情報)
さいたま市は住宅向けの太陽光補助金を実施していません。 太陽光を検討している市民向けには、価格を抑える共同購入事業「みんなのおうちに太陽光」が用意されているのみです。「県が終了したので市に頼ろう」と考えても、さいたま市にお住まいの場合はこの選択肢自体がないため、早めに共同購入事業への参加登録を検討するとよいでしょう。
川口市・川越市|市内業者の優遇と抽選制の違い
川口市の「地球温暖化対策活動支援金」は、市内業者を利用すると上限額が高くなる仕組みです。太陽光も設置費の2分の1を上限額まで交付する設計で、6kW以上はさらに5万円が加算されます。
川越市の「住宅用脱炭素化設備等導入奨励金」は太陽光・蓄電池ともに定額3万円ですが、他の多くの自治体と異なり抽選制を採用しています。前期は令和8年9月1日から24日の受付で、先着順ではないため早く申請したからといって必ず交付されるわけではありません。
越谷市・所沢市|前期後期制と年4期制
越谷市の「家庭用ゼロカーボン推進補助金」は前期・後期の2回制です。2026年度の前期はすでに終了していますが、10月5日から16日の後期募集が控えています。
所沢市の「スマートハウス化推進補助金」は非FIT型で10万円/kW・上限50万円、FIT型で3万円/kW・上限15万円と、FITの有無で補助額が大きく変わります。年4期制のため、年度の途中からでも申請の機会があります。
熊谷市・深谷市|通年受付の2市
熊谷市の「再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置費補助金」は、太陽光2万円/kW・上限10万円程度が目安で、交付額を地域電子マネー「クマPAY」で受け取る珍しい仕組みです。
深谷市は太陽光3〜10kW未満を対象に、令和8年4月1日から令和9年3月31日までの通年・先着順で受け付けています。他市より受付期間が長く、比較的余裕を持って検討しやすい制度です。
国庫支出金が財源の市は県と併用できない
秩父市、所沢市、春日部市、入間市、新座市、久喜市、白岡市が実施する太陽光発電設備等の補助金は、国庫支出金を財源とする場合があり、県の補助金との併用ができません。
該当する市にお住まいの方は、県ではなく市への申請を検討することになります(ただし県の太陽光枠自体がすでに終了しているため、実質的には市の制度のみが選択肢です)。
埼玉県の太陽光補助金を来年度に確実に取るための準備
準備しておきたいのは、認定事業者探し、契約タイミング、書類準備の3点です。
- あんしん認定事業者を先に見つけておく
- 4月以降の契約が条件になる点に注意
- 受付開始日に申請できる状態を作る
①は、来年度もこの制度が継続される場合、「埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者認定制度」の認定を受けた事業者との契約が条件になる可能性が高いため、今のうちに認定事業者を探し、見積もりを取っておくと受付開始と同時にスムーズに動けます。
②は、2026年度は契約日が4月1日以降であることが条件だったため、年度が変わる前に契約してしまうと対象外になる可能性があるという点です。
③は、2026年度は受付開始からわずか9日で終了しているため、来年度も同様のペースで枠が埋まる可能性が高いことを踏まえ、受付開始日にすぐ申請できるよう書類や見積もりを事前に揃えておくことが何より重要だという点です。
この準備を怠ると、来年度も今年度と同じように受付開始から数日で申請機会を逃してしまう可能性が高いといえます。
埼玉県のあんしん事業者認定制度とは|業者選びで失敗しないために
来年度もこの制度が継続される場合に備えて、埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者認定制度の内容を押さえておきましょう。
認定を受けるために事業者に求められる条件
この制度は、県内で太陽光・蓄電池等の設置工事を行う事業者を対象に、一定の要件を満たした事業者を県が認定する仕組みです。認定を受けるには、施工実績や事業者情報の公開、契約時の説明義務など、複数の要件を満たす必要があります。
認定事業者は埼玉県や環境ネットワーク埼玉のウェブサイトで一覧が公開されているため、契約前に自分でも確認できます。「弊社は認定事業者です」という口頭の説明だけを信じるのではなく、実際にリストに掲載されているかどうかを確認する一手間が、無用なトラブルを避ける近道になります。
認定事業者だからといって価格まで保証されるわけではない
注意したいのは、あんしん事業者認定制度はあくまで一定の要件を満たした事業者を示すものであり、価格の妥当性や工事品質そのものを保証する制度ではないという点です。
認定事業者であっても、見積もりの内容や価格帯は事業者ごとに異なります。認定の有無は「最低限のふるいにかける」ための目安であり、そのうえで複数社から見積もりを取って比較検討することが、適正価格で導入するための現実的な進め方になります。
埼玉県で太陽光を設置した場合の発電量と電気代削減の目安
埼玉県は年間を通じて日照時間に恵まれた地域とされています。容量ごとの目安を整理すると、次のとおりです。
| 容量 | 設備費用の目安 | 年間発電量の目安 |
|---|---|---|
| 3kW | 66万〜90万円 | 3,000〜3,600kWh |
| 5kW | 110万〜150万円 | 5,000〜6,000kWh |
| 7kW | 154万〜210万円 | 7,000〜8,400kWh |
日中の在宅時間が短い世帯は3kW前後、標準的な戸建てなら5kW前後、エコキュートや電気自動車など消費電力の多い設備がある家庭は7kW以上が目安になります。ただし埼玉県の制度は自家消費率30%以上が条件のため、容量を大きくしすぎると自家消費率の要件を満たしにくくなる点にも注意が必要です。
ご自宅の屋根の方角や勾配、周辺の日照条件によって変動するため、正確な数字は複数の業者から見積もりを取って確認することをおすすめします。
埼玉県の太陽光補助金に関するよくある質問
2026年度の県の補助金(太陽光・太陽熱利用システム)は受付を終了しています。
市町村によってはまだ利用できる制度があるため、お住まいの自治体の状況を確認してください。
正式な発表はまだありませんが、2026年度は5月中旬から受付が始まりました。
例年、同時期に募集が始まる傾向があります。
対象外です。この補助金は既存住宅への設置に限られています。
2026年度の県の制度では、太陽光の補助を受けるために蓄電池の同時設置が必要でした。
太陽光単体で使える制度は市町村ごとに確認してください。
埼玉県の制度自体がFIT不可・自家消費30%以上を条件としているため、この補助金を使う前提であれば自家消費を優先する設計にする必要があります。
日中の在宅時間が長い、エコキュートや電気自動車があるなど、発電した電気をその場で使い切りやすい家庭ほど、この制度との相性が良いといえます。
明確な決まりはありませんが、2〜3社から見積もりを取って比較するのが一般的な目安とされています。
1社だけの説明を鵜呑みにすると、価格やシミュレーションの妥当性を判断する材料が不足しがちです。特に埼玉県の補助金は先着順で受付期間も短いため、比較検討にかけられる時間が限られる点も踏まえて早めに動くことをおすすめします。
まとめ:埼玉県の太陽光補助金は来年度に向けた準備が勝負
埼玉県の太陽光補助金は2026年度分の受付をすでに終えており、7月末時点で新たに申請することはできません。
この事実を踏まえたうえで、市町村独自の制度を確認するか、来年度の受付開始に向けてあんしん認定事業者との見積もりを進めておくことが、次にこの補助金を活用するための現実的な一歩になります。
制度の最新状況や、ご自宅に合った進め方については、私たちネクスト電気にお気軽にご相談ください。
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